集まれば集まるほど遠ざかる

小学生の頃

突然テストをすると言われても

「えーっ。」とも言わないから

肝が据わっている、みたいなことを

言われた記憶がある。

違うんだよなぁ。

心の中では

なんだよ、前に言っとけよ、と

思っているのである。

じゃあ、なぜ、みんなと同じように

「えーっ。」と言わないのか。

それは

周りが騒げば騒ぐほど醒めていくから。

やめて欲しいというより

騒ぐことがメインになっていき

ノリで騒いでいる感じが苦手。

本当にやめてもらいたいなら

他のやり方の方がいいとも思うし。

そのノリに

乗り遅れていただけなのかもしれないが。

だから

周りが騒げば騒ぐほど冷静になる。

大人になった今も基本、変わらない。

やったぁなどのポジティブなものでも

過度になってくると

かえって嘘っぽくなって苦手。

ヒステリーに泣きわめく人も苦手。

そんなんだから冷たいと

言われたこともある。

観察しているだけなんだけれどね。

大きな声で自分の主張ばかりする人は嫌い。

喜怒哀楽や感情を出すことを

抑えた方がいいとか

よくないというのではなく

やり過ぎると

なおさら本心や本意は伝わらないのに

もったないと思ってしまうのです。

ある日、漢字の豆テストをやると言って

先生がプリントを配り始めたので

「えーっ、やりたくない」と連呼してみた。

「どうしたの。」と

先生は驚いていたけれど

別に反抗したわけじゃない。

どんな感じなのかなと思ってね。

おもしろくなかった。

なぜ好きなのか

苦手なのか、など

子どものときのことも

影響しているんだなぁと

しみじみと思いました。

なんか引っかかる

モヤモヤするなどが続くときは

子どものときのことを

思い出してみるのも

ひとつの方法かもしれません。

忘れていた

やりたいこと

好きなことも

一緒に見つかるかもしれませんから。