韓国ニュース情報 韓国NO.3 財閥 SK財閥 チェ・テウォン会長、日本に続きベトナム訪問..グローバル市場への歩み拡大
韓国NO.3 財閥 SK財閥 チェ・テウォン会長、日本に続きベトナム訪問..グローバル市場への歩み拡大
2018.11.08 アジュキョンジェ（経済紙）より
・8〜10日、ベトナムで開催される「ハノイフォーラム」に出席
・グローバル学術交流ネットワークの強化
・SKの「東南アジアドリーム」も一層具体化か
チェ・テウォンSKグループ会長が日本に続き、ベトナムのハノイを訪問し、グローバル市場への歩みの拡大を続けていく。これまでベトナムを次世代事業の要衝に注目したチェ会長が「ベトナムのインサイダー」戦略に速度を出し始めたという分析だ。チェ会長の今回のベトナムの訪問をきっかけにSKの東南アジア市場攻略算法も一層洗練されたものになると見られる。
8日、韓国経済界によると、チェ崔会長はこの日から10日まで、ベトナムのハノイで開催される「ハノイフォーラム」に参加し、9日に歓迎の言葉を実施する予定である。チェ会長のほか、タグエンホンセンハノイ国立大学副総長、グエンキムサンハノイ国立大学総長、センホンハ ベトナム天然資源環境省長官、パンコンタック、ベトナム科学技術部次官などが表彰台に立つ。
「ハノイフォーラム」は、韓国とベトナムの間の学術交流と人材育成に重点を置いた行事で、チェ会長が理事長をつとめる韓国の高等教育財団が共同開催する。財界関係者はこれを契機にチェ会長がこれまで念を入れてきた「グローバル学術交流ネットワーク」が一層完成度を高めると見込んでいる。
現在チェ会長は、中国とアジアでの7カ国17地域のアジア研究センターを運営している。海外事業の成功のためには、経営能力のほか、現地の状況の正確な判断のための直接的・間接的なネットワーク作りが必要との判断からだ。
SKベトナム現地攻略の動きもさらに加速するものと思われる。既にSKグループは、SKイノベーション他5つの系列会社の共同出資を通じて、ベトナム産グループの持分9.5％を4億7000万ドル（約5300億円）で買収している。馬山グループは、主力事業である飲食のほか、畜産、鉱物アップなどの強みを持っている企業に評価される。 SKグループは、今後馬山グループと▲現地国営企業の民営化▲戦略的大型買収合併（M＆A）などを共同推進する方針だ。
今年に入ってSK系列会社は、ベトナム市場で複数の有意義な成果を出している。 SK建設は今年の初め、フランス海洋プラント会社であるテクニップとベトナムでロンソンペトロケミカルが発注した合計54億ドル規模のロンソン石油化学団地プロジェクトの中で最大である20億ドルのエチレンプラント工事を受注する成果を収めた。 SKエネルギーも、4月、ベトナムホーチミンカトライターミナルで現地の物流企業である「サイゴンニューポート（SNP）」と現地の貨物車のサービスエリア事業推進のための合弁会社設立契約を締結した。両社がそれぞれ50％の持分で設立する合弁会社は、来年末までにホーチミン近くにトラック休憩所を2箇所、建設・運営する計画だ。
財界関係者は「現在、SKイノベーション、SK建設などがベトナムで事業を活発に進行中」とし「（チェ会長の今回のベトナムの訪問を介して）SKが強みを持っているエネルギー・化学とICT技術分野などの協力方案の具体的な議論が行き来する可能性がある」と述べた。
チェ会長の今回のベトナムの訪問をきっかけに、SKの「東南アジアドリーム」も一層具体化されることが観測される。 SKは8月、シンガポールに東南アジア市場の投資を担当する「SK東南アジア投資会社」を設立した。持株会社であるSK（株）をはじめ、SKイノベーション、SKテレコム、SKハイニックス、SK E＆Sなどの主要5社が共同出資者で乗り出すことグループ次元の成長プラットフォームを用意したものである。
一方、チェ会長は7日、東京で「激変の時代を超えて経営」というテーマで、日本経済新聞が主催した「第20回世界経営者会議」にスピーカーとして参加した。この席で企業の社会的価値を追求の重要性を強調し、日本企業の参加を要請した。
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