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RAちば(千葉県サッカー審判協会)

競技規則勉強会2024.8.21

2024.08.22 11:01

 8月勉強会は21日に開催され、17名が参加されました。今回も競技規則を細かく理解していないと、遭遇したときに正しく判定できない事象をたくさん勉強しました。まずはIFABのQ&Aを用いた「ウォームアップ」から。参加者の見解が割れた問題がいろいろと出題されましたが、例えば、

「チームAの選手が重傷となり、グランドに倒れていたので、主審がプレーを停止した。選手がドクターに診断を受けている間にチームBの選手が交代を行った。負傷対応が終わった後で、プレーが再開される前に、第4の審判員から交代で退いた選手による著しく不正なプレーによりチームAの選手が負傷したことを告げられた。主審はどのように対応するのか?」

主審は交代を認める? or 認めない?  正解は交代後にプレーが再開されていないので、交代を認めずに、著しく不正なプレーをしたチームAの選手に退場を命じることができます。

「日頃の質問」では、GKや審判の帽子着用について考えました。ツバ付きの帽子は競技規則第4条で認められていますが、その帽子についての細かい規定はありません。GKがツバ付き帽子をつけたまま攻撃に参加してヘディングの競り合いをしたら確かに危険ですが、攻撃に参加するGKは帽子を脱いでくるでしょうし、もし帽子を着用したまま相手ゴール前で競り合う可能性があれば、主審が帽子を脱ぐように注意すればいいのです。審判の帽子着用についてに関する規則はありません。

身近なところでのふとした疑問に対して、競技規則やサッカーの精神に基づいて仲間と一緒に議論するって楽しいですね。9月の勉強会は日程調整中です。決まり次第、ご案内いたします。