お盆法要(8月16日、本増寺)
8月16日、本増寺にてお盆法要を執り行いました!
連日、気温30度を超える真夏日が続いていますが、
お盆中は多くの方々が参拝されました。
当日も、ご家族でたくさんの方々が本堂に参集されました。
内陣には花や盆旗を飾り、果物を供え、塔婆を立てました。
副住職の法話「最近、国内外で選挙が行われました。
選挙は、国や地域の在り方を変えようとするのか、
現状のままでいいのかという方向性を決める機会です。
一方で、選挙という民主主義の根幹を壊してしまおうとする
勢力が見られたのは残念です。
言論の自由と称して、ルールを無視した行為は決して認められません。
パリオリンピックでは、日本選手が大いに活躍されました。
しかし、称賛されるべき選手への誹謗中傷が行われるのは
とても残念な行為です。
日蓮聖人の御遺文である『立正安国論』に、
「ただ我信ずるのみにあらず また他の誤りを誡めんのみ」とあります。
世の中を良くするため、良いと思ったことを自分自身にとどめず、
他人の誤りを注意していこうということです。
私たちは、自分だけの考えを相手に押し付けてしまうことがあります。
他人に注意や忠告する場合、一度立ち止まって独りよがりな思い込みに
とらわれていないかをよく考え、
常に相手を尊重して安穏な世の中を願いながら行ないましょう」
法要では読経、和讃奉唱、焼香・灑水、唱題、回向が行われました。
大客殿では、皆さんでお斎を美味しく頂きました。
また、夕方に行われる灯篭づくりも有志の方々で行っていただきました。
18時から、キャッセン大船渡にて『キャッセン海灯り』を行いました!
竹あかりの祭壇を設けた千年広場にて、灯篭の法要を行いました。
小泉実行委員長や田村キャッセン社長のあいさつの後、
読経、唱題、焼香、回向を行いました。
その後、須崎川に灯篭を流しました。
途中、雨が降るような悪い状況でしたが、
灯篭が流れる頃には雨が上がり、きれいに川を流れていきました。
流れた灯篭は、皆さんで岸に上げて並べました。
震災から13年、多くの方々が犠牲となり、
街の復興を託して亡くなられました。
皆さんの想いを受け取って、これからも地域の発展のために
一人ひとりが尽力していくことが大切です。
皆さまのご協力に感謝いたします。