「この人コミュニケーション上手だな」と思った3つの観点
ここ最近、コミュニケーションを取るにあたって、
「あ、この人コミュニケーション上手だな!」
と思う方の特徴を改めて感じ取ることができたので、今日はそちらを記載しようと思ってます。大きく分けて3点あるのです。
(1)数字を用いて説明できる人
数字と聞くとロジカルな、頭がいい人と言うイメージを持つかもしれませんが、自身のプレゼンテーションもしくは僕で言うと求人(企業)のプレゼンテーションをするにあたって、
数字を用いてお話しすると現実味が湧いてきます。
例えば、
・今転職市場ってすごく盛り上がってるんです。
・リーマンショック時に1番求人が少なくなったのは2009年の5月なのですが、当時と比較すると現場の転職市場は2.3倍良い状況といえます。つまり求人がすごく多い状況です。
この2つを比較すると、前者のプレゼンテーションを行ってしまう方がやはり多いなと思っております。
またもう一つ事例を挙げると、
・ここ最近立ち上がったこの企業、ものすごく成長してるんです。
・この企業、2016年の11月に設立してすでに業界のシェアの55%を獲得していて、かつここ最近新規で取引される方の30%はこの企業のサービスを利用しているみたいです。設立から1年で業界全体の新規顧客の30%を獲得できているのはものすごく価値が高いことだと思っています。
小さな事例ではありますが、差は歴然ですね。
数字を用いてコミュニケーションを取ることは難しいとは思うんですが、数字を見せることによって物事の見え方が全くもって変わってきます。
(2)対を意識できる方
何か物事を相手に伝えたい時、「対」を意識すると相手に伝わりやすくなります。
例えば、
学生さんが就職活動する際に、採用企業が選考ポイントとして見ているのは「人柄」だと思うんですが、
社会人が転職活動する際に、採用企業が選考ポイントとして見ているのは「スキル、経験」だと思うんです。
人柄とスキル経験と言う見ているポイントが異なるので、意識できればいいなと思います。
など。
これは「対」を意識した話し方になります。
伝えたいことに、深みが出ることが多いです。
(3)自身の実体験をしゃべる
何より自分が経験したことをお話しするのが1番説得力があったりします。
何か伝えたい結論を述べた後で、自身の実体験を重ねてお話しすると良いです。
また、その実体験が例えばビジネスにおいては「大手企業様との取引をしていた」などのわかりやすい事例だと、さらに深みが増してくることが多いです。
例えば、僕で言うと採用コンサルティング事業を行っているのでこんな話をすることがあります。
僕が採用に携わらせていただいている企業様は10社ほどあります。
その中でも「●●」を運営している株式会社●●様は、お付き合いし始めたころ社員数が20名程度でした。
それがたった半年で50名程度を採用することができました。
とか。
今回は3つ事例を伝えたしましたが、もちろんこれ以外にもコミュニケーションのポイントはあるかと思います。
以前とあるコンサルティング会社の執行役員の方とお話をさせていただいた時、すごくお話がわかりやすく、かつ面白く感じたことを覚えています。
そういえば、その方も3つのポイントを忠実に実践していらっしゃったなぁ…と思い出しました。
(その際、MicrosoftのCEO、DeNAの代表様、大手企業の社長クラスの方、などのお話がたくさん出てきたので、「この方は凄い方なんだろうなぁ…」と思いながら、耳を傾けていました。)
魅力的なコミュニケーションを取られる方とお会いした時は、「なぜ魅力的なのか?」と考えて、自分にも取り入れていけるようにしたいと思います!
では、今日はこの辺で!