思い込みに気づく、コミュニケーションゲーム
さてさて、お盆真っただ中に企画した、地家室園地拠点施設を会場にしたスタディーツアー。
初日は、社会心理学を専門とするちかちゃん先生による、”コミュニケーションゲーム”でした。
2種類のゲームを通じて、人のココロの癖を学び、コミュニケーションのずれに気づこうというもの。
まずは、イントロドン!音楽当てクイズです。
ただし、歌うのではなく、手でトントン机をたたいて、リズムで表現します。
なんの歌にしようかな?保護者の方やサポートの大学生と組んで、クイズの歌を決めます。
商品もあるということでドキドキ。
当てた人が勝ち!ではなく、会場にいる何人が自分の演奏を当てられるかを予想して、実際に当てられた人数が一緒だった人が勝ち!
ある研究によると、奏者は「半分の人はなんの歌かわかるだろう」と予想したのに、実際にはほんの3%の人しか当てることが出来なかったといいます。
商品は、先生が千葉から買ってきてくださったお菓子。
続いては、大人チームvs子どもチームによる、伝言ゲーム!
私も参加しましたが、言伝る伝言の長さに驚愕・・・。とても長い文章を2回聞いて、それを次の人に伝えます。
どんどん、どんどん話が変わったり、短くなったり。中には補正されたりすることもありました。
聞いたとおりに伝えるゲームだけど、
興味のない話や知らない分野の話は、ほとんど理解できずに適当に伝えてしまう。
知っていることは、次の人に伝えるときには情報を補足してしまう。
噂ってこういうことか~!!と、身に染みて理解できました。
それぞれ同次の人に伝えたか、録音して先生が文字起こしをしてあとで教えてくれました。
あまりの話の変わりように、お花を抱えて笑っちゃいます((´∀`))
頭も疲れて楽しいゲームの後には、こういう心の癖を学問的にはどのように理解するのか、ミニ解説をしていただきました。
こどもより、むしろ大学生や大人が興味津々・・・。
「なんでわかってくれないの!?」と傷つく前に、前提情報を共有したり、一緒にいても見ているものや聞いていることが違う可能性があることを分かった上でコミュニケーションをすると、友達や家族とももっと楽しく過ごせるのかな~と思いました。