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麻雀ぐぅ~ぐ

8月24日(土)晴れ

2024.08.24 08:49

こんにちは。麻雀ぐーぐです。


久しぶりに来ました。月に1度あるかないかのブログ日和、どうもリーチの人です。


現在私の天敵様1入り、ヤンキー様(と私)の立ち番で2卓という安定感のある落ち着いた店内。パーフェクト。前置きなしで書いていきましょう。


例によって長くなると思いますが、状況変わったらサッと終わらせてアップするかもしれませんのであしからず。




ーー今から4年程前でしょうか。ガッチリした体格の一際背の大きい方が新規のお客様としてぐーぐに来店されました。


大阪で育ち、最近、仕事関係で浅草での生活を経て鶴見に越してきたというそのお客様は、これまではサンマをメインで打たれていたという話でした。


当初、特に理由はありませんでしたが、たまたまタイミングが合ったのか、私とオーナー様で麻雀のお相手をすることが多かったように記憶しています。


私がぐーぐで働き始めてから1年程経ち、お店にも慣れ、ある程度自主的メンバー規制を取っ払いガチ麻雀を展開していた頃の出来事です。


極度の人見知り故、新規のお客様は大の苦手な私。オーナー様との同卓ということもあり、場を盛り上げる役はオーナー様にお任せし、当時は対局中ほとんど喋らず本気のガチ麻雀でお相手させて頂きました。


当ブログの読者である常連様達は信じられないかもしれませんが、あの頃はマジでボコボコにしてやったんです。あの頃は・・・。


「リーチさんとオーナーさんマジ麻雀強いッスねー。」

「全然勝てる気しないッスわー。」


本人が覚えているかはわかりませんが、こんな台詞も吐かせてやりました。


ちょっとやり過ぎたかなぁ、でもこっちの成績、生活を考えると仕方ないんだよなぁ、ごめんよ・・・。


私も当時は色々と厳しい状況だったのです。


それでも、来店から2週間、そのお客様はお店に通い続けてくれました。私の記憶では最初の2週間は皆勤賞だったと思います。


負けても負けても「リーチさんと麻雀打つの楽しいから出来れば同卓でお願いします。」という台詞と共に卓に入ってきたそのお客様。


「中々骨のあるかわいいやつじゃないか。」


いつも通り、謎の上から目線で感心してしまった私。


それからは同卓中以外のときも彼の麻雀に注目するようになりました。

あの頃、立ち番中は彼が来店する度に後ろ見していたように思います。


皆様ご存知の通り、麻雀ってその結果において運の要素が大部分を占めます。

同卓、後ろ見程度では、個人の実力って非常にわかりづらいんです。数半荘一緒に打ったくらいでは上手いか下手かなんてほとんどわかりません。


ただ、私くらいの麻雀マニアになると、その人がとっても下手か、または上手いか下手かわからない、これくらいの区別は軽く後ろ見した程度でもすぐにつくようになります。


彼の麻雀はお世辞にも上手いと呼べるものではありませんでした。


サンマ出身ということもあってか、なるほど、牌効率、高い手役の作り方なんかには光るものがあります。


・・・あれ、ってかむしろ打点作ることに関しては私より上手くね?そこで手役残してそっち切るのね、おいおい、この巡目でリーチかい、あら一発で高目ツモっちゃったよ。しかもウラウラ。マジか。

うわー、後ろ見でもメンチンだるー、何これ、何切ればいいの、え?もう切ったの?判断早くね?合ってる?んー、合ってる。すご・・・。


・・・でもね、4人麻雀の押し引き、とくにリーチに対しての対応、これが壊滅的に下手くそでした。


早い巡目でいい手が入っていても相手のリーチを受けるとすぐに撤退。今では考えられませんが、そんな場面を何度も何度も見てきました。


特に私の早い巡目のクソリーに対しての対処には酷いものがありました。私のリーチにオリてばかりいては一生オリてるだけで終わりです。


それに加えて、鳴いてかわし手作ってサラッとアガって相手の親流せばほぼトップ、そんな場面で無駄に手作りして役アリをリーチして親に追っかけられて放銃、イメージ通りのそんなのは当然日常茶飯事。


勝てるわけありません。


でも、口から生まれてきた大阪人という長所を活かし、局終わり、毎回のように私に「これどうすれば良かったスか?」と質問してくるなど、向上心の塊とも呼べるほどの麻雀への情熱は目を見張るものがありました。


元々、サンマで培われた土台に加えて、やはりセンスもあったのでしょう。そこからの成長力はとんでもないものでした。恐らく私が雀荘メンバーとして見てきたお客様、それに(素人)メンバーも含め、断トツの成長力。


あっという間にみんなに追いつき追い越し、一目置かれるような存在となり、正確無比な牌効率と面前良型高打点をベースとしたその運重視一発裏ドラ麻雀に対しては、いつしか「麻雀暴力団」なる異名がつけられ、ツボにハマったときは誰も手も足も出せないほどの強力な雀士に成長したのでした。


前々回の六勝戦、あっという間の優勝からの1日11勝は未だ記憶に新しいです。



昔話シリーズ番外編などで書いた通り、当ブログの読者様は知っているかとは思いますが、私、昔から、ある程度高いレベルで麻雀打たせたらそんなに強くありません。

それでも努力して努力して、どうにかフリー雀荘で不特定多数を相手にしたときに勝ち越せる程には成長できました。


その中でも、相手に対して得意不得意がありまして、皆様にはさすがにバレてしまっていると思うので正直に言ってしまいますが、守備型の素人、これが最も得意とする相手です。とにかくリーチって宣言すれば大体勝てる。

対して、攻撃型の強者、これが最も苦手な相手なわけです。


見事、その苦手な相手へと劇的に成長した大阪様。

その後の関係性は、皆様ご存じの通りです。


1度も負けた覚えはないものの、彼と同卓するとやたらとポイントがなくなるようになっていきました。


もちろん、私も当店きってのトップ雀荘メンバーの端くれです。

ある程度バランスを取って、クソリーを自重し、相手にしっかりと対応するような麻雀を打つこともできます。


でもね、あのかわいかった頃が忘れられないんです。ボコボコにしてもボコボコにしても何度も何度も立ち向かってきたあの弱かったたこ焼きさん。


「リーチさんと同卓希望でお願いします。」


負けても負けても、


「今日はリーチさんといっぱい麻雀打てて楽しかったスわぁ。」

「明日もいます?」


かわいくて仕方ありませんでした。


私のクソリーチに対してしっかりと押し返してきて、捲り合いに持ち込んでツモりアガる。

その姿を見る度にたこ焼きさんの成長を実感できて嬉しくなりました。


でも、どれほど成長しようともあの弱かった頃のたこ焼きさんが忘れられないんです。

クソリーをやめることは出来ませんでした。


本当はとってもいいやつだけど、体も態度も声量も大きめなマヨネーズさん。

同卓者とちょっとしたトラブルになることもしばしば。


マヨネーズさんにどうしてもと言われ、渋々、同卓している他のお客様のちょっとした癖を私が注意したことがありました。

そのあと不機嫌になったそのお客様への対応をマヨネーズ様が間違えて、地獄のような雰囲気で麻雀を打ったこともありましたね。いい思い出です。


でも私の考えてることを誰よりも理解して、ちょっとした言動や所作を失敗した私のリカバリーをしてくれたことも多々ありました。


いつもの私のクソリーに一発で放銃して機嫌の悪くなったお客様がいる中で、


「いいリーチッスねー、これぞリーチさんって感じですねー」


などというフォローのその一言に何度救われたことか。



プライベートでも仲良くなって飲みにもたくさん行きました。


あなたは、期待値様や筋肉様、ヒゲおじ様達と仲良くなって、そこから4枚あったらカン様をはじめ、たくさんのお客様達と仲良くなれたのは私のおかげだとおっしゃってくれました。


・・・違います。感謝しているのは私のほうです。

あなたのおかげで私がぐーぐで羽を伸ばせるようになったのです。


実は繊細で気配りのできる暴力団さん。

飲みの席で食べ物を注文する役を任せたり、みんなの飲み物に気を配らせたらピカイチでした。

本当は私の役目という場面でも、年下ということもあってついつい甘えて仕事をさせてしまいました。


最後の最後の飲み会でもその心地良さに最後まで任せっきりに。反省しています。

でもあなたがいなくなったら誰がみんなの飲み物注文すればいいんですか。


ほんとね、店選びなど含め、あなたがきっちりとそういう役目を担ってくれたから私がみんなと仲良くなれたのです。

本当の本当に感謝しています。


まだまだこれからたくさん飲みに行ったり、麻雀でさらにいじめてあげようと思っていたところで、私にビビって大阪に逃げ帰るとのこと。

非常に残念な気持ちでいっぱいです。でもたまには、遊びに帰って来て下さい。


マグレとはいえ、たくさん同卓した日、実はそんなにアウトおかわりしないで有名な私に対して、


5/19 3-2-5-6 -20400

6/6  5-2-6-4 -14000

6/16 3-3-1-7 -15600

7/14 1-4-7-7 -30500


直近だけでもこんな数字。この恨み一生忘れません。


まあ私がよく言う最後に勝ったやつが勝者理論で言うとね、最終決戦の日にヒゲおじ様にトップ攫われてしまったのでね、引き分けということでね、近いうちに白黒つけましょうね。

場合によっては私がサンマの勉強して大阪に乗り込む所存にございます。


今度はぶっ潰してやるからな。首洗って待っておけよ。。




・・・はい、なんか気づけば全然ブログ日和ではなくなってしまってはいたのですが、どうにか書き上げることができました。最後のほうは急ピッチになってしまったので誤字脱字等あったらご容赦下さい。


というわけで、本日は大阪さんへの送別記事に皆様に付き合って頂くという非常にくだらない記事となってしまいました。

うるさいやついなくなってちょっと寂しくなっちゃったけど、これからもみんなで楽しく麻雀打ちましょう。


では、本日も皆様のご来店を心よりお待ちしております。