249. JCF(ジャパンキャンサーフォーラム)-2024.8.24
8月23日(金)は、ACC(腺様嚢胞がん)サバイバーさんの、まりもさん、と静岡でお会いしました
仕事は、お休みを頂きました
まりもさんは 24(土)~25(日)の築地の国がん研でのJCF(ジャパンキャンサーフォーラム)にブースをだされている、"がんサポ喫茶止まり木" のメンバーです
JCF の対面での開催は5年ぶりで、関西から東京への移動の途中、静岡で金曜の晩の宿もおとりになって立ち寄ってくださいました
わたしも JCF は、昨日 24(土)だけ参加しました
がんフォト❋がんストーリーのブースでは、最初はいやちょっと...(お医者さんになりきるなんてドクターに失礼では...)と思いましたが、マリさんとお話ししているうちに盛り上がってしまい撮ってしまいました
自分の医者は自分ということでしょうか...案外深いかも
がんフォト❋がんストーリー
話は前後しまして...23金曜に戻ります
まりもさんとは、昨年GWぶりの再会でした
今回ご案内しました先は、これまで東京から遊びに来た家族を連れてきた場所や、その途中途中で、これまでわたしが気になっていたけど、行けなかった場所を、お試し的に寄り道してみました
お城
花鳥園
デンマーク牧場
遠州灘
御夕飯
浜松餃子を召しがりたいとのことで、地元のチェーン居酒屋へ
まりもさんはアルコールは飲まれないのですが、わたしが頂きました💦
餃子~生しらす~塩キャベツ~うなぎ白焼き~だし巻き卵~じゃがバター~ハンバーグ
とても美味しかったです
翌土曜の早朝、まりもさんのお宿にお迎えに上がり、車で一路、築地へ🌟
5年ぶりのJCFは、わたしは土曜だけで失礼しましたが、とても良かったです
冒頭のがんフォトもそうですが
ラベンダーリング "全ての がんサバイバー を笑顔にする"
ブースでは、撮影の合間にカメラマンの金澤正人さんと立ち話をさせていただきました
2017年の日本橋のJCFで、はじめてのラベンダーリングでしたが、わたしも撮影していただきました
お話しさせて頂くのは、そのとき以来でした
そしてわれらが Nicotto ニコット頭頸部がん患者と家族の会 です🌟
ニコット Nicotto 頭頸部がん患者と家族の会
今回の JCFでは、サバイバー仲間たちとの再会も素晴らしかったです
そしてもう1つ、楽しみがありました(そして期待通り、映画もトークショーも素晴らしかったです)
第一会場での、2022年のフランス映画 「愛する人に伝える言葉」上映+トークショー
トークショーでフリーアナウンサー笠井信輔さんがおっしゃっていましたように、映画のなかでは、病院の部分はノンフィクションでした
がんサバイバーであれば、思わず入院中を思い出してしまったのではないでしょうか
フランスの病院では、抗がん剤を投与しながら、ミュージシャンの生演奏をきいていたり
医療従事者向けのセラピーが、おこなわれていたり(みなで歌ったり)
こういう医療もあるんだ- という驚きでした
トークショーでは、すい臓がんがご専門の国がん研のドクターがいらっしゃいました(奥坂拓志先生)
先生は、普段は医療ドラマは見ないようにしている、それは現実と違うから
しかし、この映画は違っていた、最後まで見ることができました、とても考えさせられました
という先生のコメントが、印象的でした
トークショーの司会のフリーアナウンサー茅原ますみさん(笠井信輔さんの配偶者でもあるかた)が、ご自身のお母様のがん罹患(お亡くなりになられた)ご経験もふまえ、ポイントをついて奥坂先生に質問されていました
ご身内に患者さんが(旦那さまふくめて)いらっしゃったかただなって、共感できました
奥坂先生がいちばん印象に残った場面...
"治療をしすぎない "
"QOLとのバランス "
いつか迎える死
がんは、自分でその準備ができるということは、心筋梗塞や脳卒中のような疾患と違ってよいことなのかもしれません
ですがその、じわりじわり、というのが辛いこともあるとおもいます
緩和ケアや延命についてのことも、映画の中では、ふれられています
なお、病院の様子はノンフィクションですが、映画の筋書き・ストーリーは、完全にフィクションです
後悔しないよう、今をきちんと生きる
(私の場合、もしも再発したり、別のがんになって厳しい状態になっても、残された日々を、生ききる)
その当たり前のことを、あらためて思い出すことができました
キャンサーネットをはじめ、今回のJCFの対面の開催に、ご尽力くださった関係者のみなさま、ありがとうございました