夜も、昼もシリーズ紹介

1984年7月にエキゾチック・TIGERでプロデビューしました椎隆子です

前のブログで夜も、昼もシリーズのカラーを紹介しますと書きましたので

やっと時間が取れましたのでお見せいたします

ちなみに、これらはスキャンしたものではありません

写メした上、かなり画質を落としてますので……

あまりきれいな画像ではありませんが～

（画質を落とす理由は、アメーバオウンドが有料化してしまったので

今の無料の画像容量がそろそろ満タンになりそうで……

有料でもいいんですが、そうなると今度は何もかも無制限（笑）になるので

それはそれで、先々のことを考えると踏み出しにくく～）

↑まずは1枚目、これは1985年あたりに描いたイラストと思います

（日にちが書いてなかったのでわかりませんが）

このカラー、漫画のカラーではなく雑誌（花とゆめ）の口絵の

大きめのポストカード用に描きました（あとコミックス2巻の表紙ですね）

このシリーズのカラーの中で一番出来が良かったので載せました

↑こちら、第1話のカラーです2枚あります

（この順番で掲載されました、扉絵が2ページ目です）

写植が貼ってあるのが時代ですね！

こちら2枚とも1984年10月21日、22日に描いたようです

タイトルは「夜も、昼も」Gーboys be ambitious＃1となってます

扉絵ですが、この枠、実は貼ってあるんです！（笑）

多分何かしら失敗して貼ることになったんでしょうね……

ガッシュがまだ使いこなせなくて、汚いですわ～～

（最初のポストカードイラストの背景もガッシュですがこの頃には

だいぶ慣れたようです）

この雅（みやび）の服の着方が……　こんなん、今のオレに描けね～～～！

老いたなあ、この頃19歳だもんなあ～～　　はああああ、若すぎる…

パティの蝶柄もなんかすごい（笑）

↑次はシリーズ第2話、「夜は、ともだち」1984年12月制作

この扉の雅は今でも気に入ってます

この頃はバブルで、私はコムデギャルソンばかり着てました（笑）

コムデっぽいコーデですわ

本当はコミックスを電子化するとき、カラー部分はすべてカラーで

……も可能でしたが

（多分クラウンゴールなんかは一部カラーになってるかなと）

このシリーズとエキタイはあまりに初期の作品で、

今更見たくないよ～、が当時の気持ちでしたので

そのままコミックスのままで、電子化したと思われます

しかし、久しぶりに先日エキタイと夜シリーズ読み返しましたが

結構読めました（笑）特にエキタイはこういう話しだったんだ！！と……

もうすっかり内容を忘れてました……

貴重な19歳～20歳の感性での作品ですわ

若さゆえの過ちか……じゃないけど、何も考えてないからこそ描けた

いきおいと感覚の作品だと思います

さて、今回のブログはここからが本題です

この夜も、昼もシリーズはコールポーター作曲の歌が元になってます

Night And Dayです　スタンダードな一曲ですわ

シリーズ第3話「夜よ、眠らせないで」ではこの曲が全面にでてきます

ラストページは著作権の関係で、楽譜を載せないといけなくなり

急遽そのためのページを作りました

紙のコミックスを今でもお持ちの方は、確認して下さい

楽譜付きです

ですが電子化したときはこの著作権の関係で歌詞を載せることができず

「夜も、昼も……」の台詞だけ残して後はカットされてます

なので紙コミックスをお持ちの方、貴重ですぞ！こちらが本当の作品です

先日、20代のころ入り浸った大好き東京ヒルトンに久しぶりに行きました

老朽化したなあ～　外人ばっかりだよ！！でしたが

実は二次会でしたので、ちょっとラウンジでお茶して帰るつもりが

ヒルトンのお姉様に

もうラウンジは閉まるので、そちらのバーへ行ってくれと（笑）言われ

～ということでおばさん×四人でバーへGOI！！（←無謀）

すっかりハイテンションで入店しましたら生バンドが！

なかなかお上手なピアノ（男性）とボーカル（女性）でした

実はこの手の演奏はピアノだけだと音大生のバイトが多いんでよね～

この方達はプロだと思うんですが、ついついそれを思い出してしまって

1曲ごとに拍手せねば（笑）と必死？（もと音大生ですから）

そうしたら、なんとなんと　Night And Day　を歌ってくれたんですよ～！

ひゃっほ～～～う♪　ラッキ～～～！　

（リクエストしたのではなく、偶然です）

漫画家40周年にうれしいサプライズが！

19歳の私は新宿の新都心が大好き、（だからそれっぽい背景から漫画はスタートしてます）

都会の迷子たちの話しを描きたかった……（エキタイも）

バブルまっただなか……

なにもかも華やかだった若き日々（笑）

それをストレートに描いた、デビュー間もない、漫画家としてのスキルもなにもない

ただただ、そのときの気持ちを描いただけの漫画、夜シリーズとエキタイ

思い出の曲を、たまたまバーへ誘導されたために聞くことができました

泣きたくなっちゃったよ！

還暦記念にご褒美をいただいた気分です

あと、漫画家４０周年記念ですね

1曲で40年前に戻れるのって、素敵なことですよね～♪

この流れだとそのうちFly Me To The Moon　も来るな……

と思ったら、来た～～～～～～！！（笑）

オタクには御用達ナンバーですね

楽しい楽しい、ヒルトンナイトでした♪