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Nobue Kanekawa’s blog

あれから、そしていよいよ

2024.08.26 06:17

先週ある日の午後、10/4fri.「音と心が響くとき」に出演してくださるフルート奏者の吉野直子さんと、トリオでの合わせに先立って私と2人で分奏をしてみました。SNSもそれなりに頑張って楽しんでいる2人ですが、つい一緒の写真撮り忘れてしまいました。 久しぶりに会って演奏、色々な話しもした時間が、他を忘れるほど充実していたということでしょう、きっと。

ということで、楽譜を並べて撮ってみました。練習は、やはり頼れる先輩の吉野さん、昔たくさん一緒にしたことを思い出しつつ、新鮮な感覚もありました。編曲ものでは、よりそれぞれの楽器の特性を活かせる音域やスタイルも探ったり。トリオでの合わせも楽しみです。


8月もあと少し、暑さや極端な天気の日もあますが、そろそろ秋の気配を探したい。芸術もより似合う季節がやってきますね。春先から企画してきた10/4のコンサート、いよいよ近づいて準備に気持ちも入ってきます。


2月末のブログ、もう懐かしくさえ感じます。↓

やはり1度リアルで会うと、その後のやり取りもスムーズ。ネットを介した曲決めやその他諸々の議論も充実し、良いプログラム、良い関係が出来たと思います。

あれから、3人それぞれが出演するコンサートに出向いて演奏を生で鑑賞できたことも、お互いの個性を知りより近く感じられ嬉しい出来事でした。

こちらは、5月にフルートの吉野直子さんが、東京オペラシティ リサイタルホールで開催された「ムジカ・クオーレフルートアンサンブル第65回定期演奏会」でソリストを務められた後、ロビーにて。母校 国立音楽大学でも教鞭をとられていた宮本明恭先生が率い、先輩方も多く出演されています。その中でも吉野さんさすがの安定感で、心地よく演奏を楽しませて頂きました。この日フルートとアルトフルートのソロで演奏された、ダンツィのシンフォニアコンチェルタンテ op.41 は、実は原曲はフルートとクラリネットで演奏される曲、10月に向けてよい刺激を頂きました。


そしてこちらは、7月に開催されたピアノ吉村直美さんのリサイタルで、

原宿にある hall 60(ホール ソワント)というサロンで開催されたこの日のコンサート、ピアノの向きが独特でした。この写真ではすでに客席の椅子は片付けられていますが、斜めに設置されたピアノと奏者を取り囲むようにお客様が座っていました。いつもと違うレイアウトに吉村さん緊張されたと仰っていましたが、さすがの演奏。お聴きになっている皆さんは一緒にステージの上にいるような感覚になっていたかもしれません。

テーマは、音楽と旅 #9 バッハとシューマン 〜ライプツィッヒと音の旅路

様々演奏されたプログラムの中に、10月にも演奏してくださる シューマン=リスト/献呈 も含まれていました。私は一足先に堪能。吉村さんはいつも、柔らかいお声で曲の解説にご自身の体験も加えたトークを挟みなながら進行されています。私たちの「音と心が響くとき」でも、やはりトークを交えて進行する予定です。サロンコンサートの楽しみは、音楽を間近に感じ鑑賞すること、そして奏者の声や話す表情なども近く人柄も伝わるところかもしれません。是非お楽しみ頂きたいと思っています。

この日は私だけでしたが、吉村さんが3月にルーテル市ヶ谷で開催されたリサイタルには、フルートの吉野さんも一緒に伺いました。感想を話しながら10月に一緒に演奏するイメージが広がり楽しみですねと話したのを覚えています。

↑の写真、もう1人一緒に写っているのは、私とフルート吉野さんの古くからの友人でもある指揮者の瀧澤寛さんです。この日の演奏とても気に入った様子でした。6月に開催した私の「ふきもの ひきもの もの語る」の終演後、場を和ませてくれながら楽しい写真を撮ってくださったのが瀧澤さんです。その様子は↓のブログから、


その際は、瀧澤さん、吉野さん、吉村さん、ご来場くださってありがとうございました。会場は「音と心が響くとき」と同じ、駒込のアーリーバード・アクロスでした。吉村さんは弾いてくださる予定の味のあるビンテージピアノとも初対面。次はいよいよ Flute Clarinet Piano トリオでの演奏です。様々な音楽の表情と共に、3人の笑顔もこの会場に戻ってきます。是非ご来場ください。


10/4fri.「音と心が響くとき」

Flute Clarinet Piano トリオコンサート 吉野直子 金川信江 吉村直美

コンサートの詳細ご予約は⇩リンクから




#かねかわのぶえ #クラリネット奏者 #クラシック