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源法律研修所

勤務時間中の喫煙 <追記1,2,3>

2024.08.27 05:39

 下記の記事によると、兵庫県の尼崎市役所では敷地内に喫煙所があり、勤務時間中に市職員が喫煙しているのはけしからんと言う人がいるらしい。

 健康増進法は、官公庁の敷地内禁煙の努力義務を課しているにすぎないので、市役所の敷地内に喫煙所を設置しても違法ではない。


 欧米では、屋内禁煙で、屋外喫煙自由という形で、喫煙の自由と嫌煙権とのバランスを取っているのに対して、我が国は、健康増進法で屋内禁煙・敷地内禁煙、条例で路上喫煙禁止という形で、嫌煙権をことさらに重んじて、喫煙の自由を著しく抑圧しており、バランスを欠いている。


 勤務時間中の喫煙は職務専念義務違反だから、懲戒処分にするとアホなことを言い出した張本人は、橋下徹氏だ。

 橋下氏が大阪市長時代に、大阪市営地下鉄の駅員が勤務時間中に喫煙してボヤ騒ぎを起こしたことに激怒して、勤務時間中の喫煙を禁止した。

 例えば、職場を抜け出して喫煙し、職場に戻るのに10分かかるとして、1日に6回喫煙したら、合計1時間仕事をサボっていることになるから、職務専念義務違反だという理屈だ。


 確かに、時給で仕事をする労働者であれば、その理屈が通用するだろう。


 しかし、勤務時間中に喫煙をしようがしまいが、月給取りは、一月単位で結果を出せばいいし、市職員の場合には、毎年度実施される人事評価で良い評価を出しさえすればいいのだ。


 普段は、自動車の排気ガスを街中にばら撒き又はかかる自動車を利用しながら、馬鹿の一つ覚えに「人権を守れ!」「ヘイト禁止!」「少数者の人権を守れ!」「多数派の横暴!」と叫ぶくせに、タバコを目の敵にして、喫煙の自由を不当に弾圧し、喫煙者を差別するのは矛盾している。


 「健康」を大義名分にして、タバコ撲滅運動を実施し、これをきっかけに国民生活に土足で踏み込み、国民の自由を次々に抑圧していったナチス・ドイツ(←国家社会主義)のように、この連中は、お為ごかしに「健康」を叫び、正義ヅラして喫煙の自由を弾圧して愉悦に浸り、次なる自由抑圧のチャンス(ex.砂糖、酒)を窺っているのだろう。


 そんなにタバコの煙のPM2.5が気になるならば、なぜPM2.5を大量に日本中に撒き散らす中国や韓国に抗議活動をしないのか。お里が知れる。


<追記>

 北朝鮮の金総書記は、禁煙法で国民に禁煙を強制しながら、自分は所構わず1日80本以上喫煙しているそうだ。

 そう言えば、大阪維新の会の松井大阪府知事も、職員に対して勤務時間中の喫煙禁止、庁舎内・敷地内禁煙にしておきながら、自分は、公用車内で喫煙していた。

 写真を見る限り、髪型も似ている。笑

 

<追記>

 「愛煙家通信」なるサイトがあった。世の中にも「禁煙ファシズムに物申す」まともな人がいることが分かった。

<追記>

 英国のスターマー首相がイングランドにおいて屋外禁煙の方針を示したそうだ。スターマー首相は、労働者階級出身で、筋金入りの社会主義者だから、禁煙ファシズムに走ったからといって、驚きはしない。


 なお、NHKは、労働党党首スターマー氏の首相就任を報じるニュースの中で、当時のチャールズ皇太子から「爵位」を授与されたと報道していたが、間違っている。爵位なんて与えられていない。爵位を与えられるのは、エリザベス女王であって、チャールズ皇太子ではないから、この報道が間違いだと直ぐに分かる。


 スターマー氏は、検察庁の公訴局長としての功績が認められて、チャールズ皇太子が率いる騎士団のThe Most Honourable Military Order of the Bathバス勲章の中の2等であるKnight Commanderナイト・コマンダー勲章を授与されたので、騎士としてSirサーの称号で呼ばれるようになったのだ。