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「宇田川源流」【土曜日のエロ】 梅毒の感染が大規模流行が示すもの

2024.08.30 22:00

「宇田川源流」【土曜日のエロ】 梅毒の感染が大規模流行が示すもの


 今週も「土曜日のエロ」の日になった。それどころか、すでに8月も終わり、もう夏が終わってしまうという感じだが、相変わらず暑い。しかし、なんとなく、あの40度に届くのではないかというような状況から見れば、かなり暑さが和らいだのではないか。33度くらいであれば、なんとなく「まだ過ごせるのではないか」というような感覚になってしまうのは、暑さに対する感覚がマヒしているということではないか。

さて、今週のニュースといえば、ほぼ一週間台風のニュースである。確かに過去最大級であるのかもしれないが、この台風10号は、台風が出始めた時には、東京に直撃するのではないかとか、または、東海地方に来るのではないかというように言われていたのであるが、なぜか、九州の方に行き、そのうえ数日間九州でゆっくりしてしまうということになっているのである。降雨量も、また暴風も九州、鹿児島県や宮崎県ではあkなり大変なことになっており、そのような意味では、非常に大きな台風なのであろう。

さて、台風の備えと、地震の備えは当然に異なる。地震の場合は、ある程度してから家の外に出て非難をしなければならない。当然に、「崩れかけの家にいること」が余震などでは危険であるということになる。そのために、安全な避難所に行くことになるし、その間は何かが落ちてこないことを見なければならない。しかし、台風の備えということに関しては、当然に異なる。外に出るということは風に吹かれるということであり、当然に「何かが飛んでくる」ということと「自分が飛ばされる(転んでけがをする)」というk十が想定される。一方、降雨による洪水などが想定される場合は「高い場所に避難する」ということが重要になるのである。当然に物資(非常用持ち出し袋)なども、地震の場合は「持って出やすい場所」に対して置いておく必要があるが、台風の場合は「家の高いところ」に置く必要がある。その様に考えた場合、持ち出し袋自体が複数必要なのかもしれない。そのようなことが「備え」なのであろうか。

さて、では別なこと、例えば病気に対しては、どのような「備え」が必要なのであろうか。

梅毒、今年も最多ペース 東京都

 「50年に1度」ともいわれる規模で流行している性感染症の梅毒が、東京都内でも広がっている。

 1999年から調査を続ける患者報告数は、2023年は3701件に上り、3年連続で過去最多を更新した。今年も昨年とほぼ同じペースといい、都はSNSや繁華街などでの啓発に力を入れている。

 性別に見ると、23年は男性2409人、女性1292人。20~50代と幅広い年代で感染が多い男性に対し、女性は特に20代の感染が多かった。妊娠中の感染で胎児が感染してしまう「先天梅毒」も昨年は過去最多の9件だった。

 厚生労働省によると、梅毒は性的接触を介して誰でも感染する可能性がある。無症状の場合もあるため、知らないうちに感染を広げることもある。また、一度治っても何度でも感染する。

■匿名・無料で受けられる検査も

 都は、予防や早期発見のために正しい知識を持ってもらおうと、夏休みに若者が集まるイベントや繁華街で啓発動画を流したり、SNSで配信したりしている。29日には医療従事者向けのオンライン研修も行う。

 都内の保健所や都の検査室では、匿名・無料で検査も受けられる。詳細は、都保健医療局のホームページ(https://www.hokeniryo.metro.tokyo.lg.jp/seikansensho/inspection_consultation/index.html)で。(太田原奈都乃)

2024年8月14日 20時4分 朝日新聞デジタル

https://news.livedoor.com/article/detail/26989904/

 梅毒というと「性感染症」であることは多くお人が知っている。ちなみに、日本の偉人で以前は1000円札の肖像画にもなっていた野口英世は、小学校などでは「黄熱病の研究」というように紹介されている。しかし、当時幼いころの私は「研究だけならば誰でもできる。結果が出ていないのになぜ偉人として数えられるのか」ということを非常に疑問に思っていたことがある。その野口英世の本当の功績は、1911年「病原性梅毒スピロヘータの純培養に成功」と発表し、世界の医学界に名を知られる。1913年梅毒スピロヘータを進行性麻痺・脊髄癆の患者の脳病理組織において確認し、この病気が梅毒の進行した形であることを証明したことにあるのだ。それも、現在ならば陰謀論者が大好きになる「ロックフェラー研究所」で行った実験が大きく評価されたことになる。しかし、小学生に対して「梅毒」という病気を説明することができないので、なぜか「黄熱病」という事だけが大きく日本では取り上げられているということになっているのである。

このように「梅毒」などをしっかりと教えないことがどのような結果になっているのかといえば、^現在若者の間で梅毒が性感染症で流行しつつあるということになる。まあ、要するに、梅毒のことなどをしっかりと説明できていない現在の日本の教育では、若者いよる性感染症の防止に何の役にも立たないということになるのである。

現在、トー横といわれる新宿歌舞伎町の一角では、家出をした若者がそこに集まり、そして、売春や管理売春などで、生計を立てている人が少なくない現状も報道されているにもかかわらず、なぜかそのようなことが全く見えていないということになるのである。いや、教育がおかしいのでこのような事態になっているということが言えるのではないか。

もちろん、不登校の学生がすべて早期の性行為を行っているわけではない。しかし、一方で世界で最も古い商売が売春であるというように、売春は最も「簡単」で「誰でも思いつく」金を稼ぐ手段である。そのようなことをしっかりと教えないことが「青少年の保護」というようなことを言っているが、しかし、それが本当に正しいことなのであろうか。エロをしっかりと教えるということが、そしてその快楽と危険性をしっかりと教えるということが、最も重要ということにな野であろう。それを行わないで、「見せないようにする」ということの限界が、そろそろ来ているのではないか。

まさに「梅毒の拡散」は、現在の若者の心の病であり、同時にそれを治せない教育の破綻を意味しているのではないかという気がするのである。日本は、若者を中心にもう一度国の構造を考えなければならないのではないか。