2024.11 田中流主催 出版記念展『 ニンギョウモドキ 』
2024年11月に当ギャラリーにて写真家 田中流さん主催による出版記念展『 ニンギョウモドキ 』を開催致します。
ニンギョウを愛するあまり、ニンギョウになることを選択したモノ。
彼女達はニンギョウモドキと呼ばれ、人知れずひっそりと暮らしているそうな。
ニンギョウとニンギョウモドキが織りなす物語を是非ご高覧頂きたく存じます。
展示会情報
会期:2024.11.21(木) ~ 11.25(月) ※5日間の開催です
時間:13:00 ~ 18:30(最終日は17:00まで)
会場:gallery hydrangea(東京 曳舟) Access
音楽:Magnolia(https://www.tunecore.co.jp/artists?id=148830)
入場無料
展示コンセプト
遠い昔の記憶
石神茉莉の小説を読み終えた私は、カメラを携え街を彷徨った。
初めて見た古いビルヂング。
そっと中を覗く。
そこにいたのは人形だったのか…
それとも人だったのか。
出演:紅日毬子
お面:香夜
人形:清水真理・木村 龍・山吉由利子
小説:石神茉莉
写真:田中流
言葉と写真と人形と、そして…
何かが始まる。
出版記念イベント
会場にてビジュアルブック『 ニンギョウモドキ 』の先行販売を行います。
田中流さんが在廊のタイミングであれば直筆サインをお入れします。
ビジュアルブック『 ニンギョウモドキ 』
仕様:B5判・並製・64ページ
価格:2,200円(税込)
発行:アトリエサード(https://a-third.com/)
発売:書苑新社(https://a-third.com/shoenshinsha/)
また紅日毬子さんによる『自動生キ人形展覧』を会場にて開催致します。
投げ銭制(※)にて生キ人形のパフォーマンスをご覧いただけます。
※投げ銭の金額は自由に設定頂けます。
現金、クレジットカード、各種QRコード決済も可能です。
レシートを発行しますのでバックヤードにてお支払下さい。
作家プロフィール
田中 流 ( タナカ ナガレ )
写真家・タナカナギャラリー主催
舞台、ライブ、人物撮影の他、個展・グループ展・ワークショップ開催など多岐にわたり活動中。近年は清水真理・木村龍・夏目羽七海・山口友里ほか数多くの人形作家の作品を撮影。
【 主な展覧会 】
2019年10月
「Dolls〜瞳の奥の静かな微笑み」(アトリエサード) 出版記念展覧会 / ヴァニラ画廊
2020年11月
清水真理・田中流 二人展 / 京都ライト商會三条店
2021年9月
「Dolls in labyrinth――田中流・人形写真館」(アトリエサード) 出版記念展覧会 / 横浜の人形の家
2022年10月
「DollsⅡ〜瞳に映る永遠の記憶」(アトリエサード) 出版記念展覧会 / ヴァニラ画廊
2024年8月
田中流還暦記念展覧会「赤のトシツキ」 / RED CUBE GALLERY
2024年8月
ウルトラスーパースリーピース 2090 ハードコア3人展(廣瀬龍太・acubi.xxx・田中流) / art lab Melt Meri
2024年9月
雛菜雛子キュレーション展『處女美術館Ⅲ』(ゲスト:かざあな・髙木智広・田中流・ミルヨウコ) / gallery hydrangea
【 書籍 】
アトリエサードより、清水真理人形作品集『VITA NOVA〜革命の天使』「Wonderland」「Wachtraum〜白昼夢〜」「Miracle ~奇跡~」、林美登利人形作品集「Night Comers〜夜の子供たち」「Dream Child」、木村龍作品集「光速ノスタルジア」、ホシノリコ作品集「蒼燈のばら」、安蘭画集「BAROQUE PEARL」、石神茉莉短編集「蒼い琥珀と無限の迷宮」、日隈愛香作品集「素形身」。
その他、FREAKS CIRCUS −人形作品集− ヴァニラ画廊、影山多栄子人形作品集「遠くをみている」、ようし人形作品集「迷いの森へ」 ほか多数
石神 茉莉( いしがみ まり )
幻想小説家 「Me and My Cow」にて作家デビュー(「季刊幻想文学」56号)
単著 《玩具館綺譚》シリーズの長編『人魚と提琴』『謝肉祭の王』(講談社ノベルス)、
短編集『音迷宮』(講談社)『蒼い琥珀と無限の迷宮』(アトリエサード)
共著 林美登利人形作品集『Dream Child』『Night Comers〜夜の子供たち』(アトリエサード)
季刊《ナイトランド・クォータリー》(アトリエサード)に連作短篇〈サイクル・マージナル〉を連載中
日本推理作家協会会員
紅日 毬子 ( あかひ まりこ )
俳優
サロン【天球儀の會】最高責任者
薬草酒×少年装×朗読×喫茶◉月光密造舎◉店主
舞台、映画、歌唱、絵画モデル、ファッションショーモデル、ダンスパフォーマンス等、あらゆる見世物に携わる。
得意分野は独白形式の朗読劇。
少年少女、有機無機、老いも若きも何でも生きる。
艶かしき無邪氣、踊る座敷童
未分化の子
【主な出演作品】
舞台◉『少女椿』みどり 役
『花と蛇』遠山桂子/リン 役
『冥婚ゲシュタルト』ヤエコ 役
『奴婢訓』かま猫 役
『悦楽乱歩遊戯』小山田静子 役 等
映画◉『虎影』ツボ女 役
清水 真理(しみず まり)
1972年生。
多摩美術大学美術学部二部芸術学科映像コース卒業。
在学時より映像、人形制作開始。
ビジュアル系バンドMUCC sukekiyoとのコラボや、映画、演劇、テレビドラマへの使用など多岐に渡って作品を発表する。
2011~ブレシア、ミラノ(イタリア)、ロサンゼルス、台湾、バクー(アゼルバイジャン)、ミュンスター(ドイツ)で人形を展示。
2015年蜂須賀健太郎監督の映画「アリス・イン・ドリームランド」に人形制作。著書に「Miracle~奇跡~」「Wachtraum~白昼夢~」「Wonderland」「VitaNova」(アトリエサード刊)
フランス「Hey!magazine」、スペイン「The guide artist」、アメリカ、ロシアの人形雑誌に作品掲載。
]
山吉 由利子 ( やまよし ゆりこ )
Instagram:@yuriko1791
主な個展
1984年より始める
1996年 少女譚(美蕾樹/東京)
1997年 遊(せ・らーる/東京)
2001年 夢の記憶(ギャラリー・ル・デコ/東京)
2004年 ANATHER ROOM (GALLERY GARA/東京)
2015年 Ermitageー隠れ家(TRES TRE Galleria/東京
2016年 ふたつの時間(乙女屋+アラビク/大阪)
2018年 記憶のかけら(乙女屋)
グループ展
1996年 アンミュレー幽閉された人々(ギャラリーティエラルト/東京)2人展+豊浦正明
2002年 夢の記憶(ギャラリー・ル・デコ/東京)2人展+菊池拓史
2010年 アリスの時間(Bunkamura Gallery/東京)2人展+トレブァー・ブラウン
2011年 幻想と人形たち(Span Art Gallery/東京)3人展+菊池拓史+ヒロタサトミ
白いリボン(ビリケンギャラリー/東京)
2014年 遠い声(parabolica-bis/東京)2人展+菊池拓史
2015年 カントール生誕100年記念 (シアターX)
2017年 浮遊する永遠 (アートスペースK1/東京 3人展 大塚日出樹+豊浦正明)
2018年 ノスタルジー(ワイアートギャラリー /大阪)4人展 木村龍+菊地拓史+中嶋清八
美術館
2004年 球体間節人形展DOOLS OF INNOCENCE(東京現代美術館/東京)
2009年 ラブラブショー(青森県立美術館/青森)
2021年 現代創作人形*アンティークドール(横浜人形の家/横浜)
その他
デパート、海外などの展示や教室展など。
木村 龍(きむら りゅう)
1950 熊本で生まれる。
1969 上京。似顔絵描きなどをしながら、画家をめざす。
1974 この頃より、中野ブロードウェイギャラリーなどで、絵を発表する。
82〜 原宿デイリープラネットで初めて人形を発表する。この展示で、山本じん氏、天野可淡氏と知り合い、その後、吉田良氏、恋月姫氏とも交流し、自分の方向を人形に絞り込む。
以後、松屋(銀座)、サンシャイン(池袋)、三越(横浜)、西武(池
袋)、ギャラリー仲摩(田園調布)、そめばな(渋谷)、グレ(吉祥寺)、人形たち展(銀座)、電通ギャラリー(銀座)などで発表。
1990〜 片岡佐吉氏のマリアの心臓に作品を委託。
2012〜 Zaroff(初台)で個展、Zaroffでは企画展に数多く参加。
また、スパンアートギャラリー(銀座)企画 [幻獣神話展、Doll's Show、トリックアート展など]、パラボリカ・ビス(浅草)[ルネサンスなど]、ヴァニラ画廊(銀座)[幽霊画廊など]、歩歩琳堂(神戸) [天球會展]、ビリケンギャラリー(南青山) [妖華絢爛〜横溝正史トリビュート]、I・F・A・A10周年記念FAS2016など、グループ展に参加。
2016 作品集『光速ノスタルジア』をアトリエサードから出版。
2019 和歌山県の紀の川市真言宗山階派長壽寺に製作した「飯綱大権現」を納める。
2021 小説『ディア•アンビバレンス』の装画に制作した作品が使われる。
2022 ライト商會にて個展。
以降、作品を発表し続けている。
2003年より創作人形教室『いおぎい国天使商会』を主宰。
香夜(かぐや)
2018 いおぎい国天使商会に入会
2020 galleryhydrangea企画公募展『懐古メランコリー』にて初めて作品を発表。
2021 galleryhydrangea企画公募展『いつかの境界』
2022 DESIGN FESTA GALLERY『carnival』
2023 Gallery Cafe Ondineアトリエ果樹園・いおぎい国天使商会合同教室展『楽園』
2024 RED CUBE GALLERY『赤のトシツキ』
以降、ゆっくりと人形やお面を作りつづけている。
楽曲アーティスト
作曲家 Magnolia
ピアノラウンジでの演奏や、モデルとしても活躍中の Keiによる、Piano Solo名義。
卓越した技術に裏付けされた演奏力、幻想的な表現力は、 国内外にて、数多くの称賛を得る。
会場にて2022年リリース作品『Tiger Lily』を展示致します。
全3曲
total time 15分
1. BIue gravity
2. Tiger Lily
3. Snowdrop
以下よりご購入頂けます。
以上、
皆様のご来廊を心よりお待ち申し上げております。