伊勢神宮 すべてのことはメッセージ
寒波到来、名古屋が近づいてくるとあたりは雪景色。
三河安城の駅もご覧の通り。
快速みえ3号の乗車待ち、雪がチラチラ。
この路線、スイカ(Suica)トイカ(TOICA)などICカード乗車券の利用はできないのです。途中、伊勢鉄道(河原田-津)間は、第三セクターの鉄道会社でJRではないからです。鉄道ファンなら心ときめく列車に乗り、いざ伊勢市を目指します。
毎年暮れの伊勢神宮詣り、今回はいつも一緒に行ってくれていた相棒が来られず、一人です。
雪まで降ってくるし、くじけそうになりながらも、そこは待っている人がいる!と心を強く持ち、名古屋から電車に揺られること約1時間半。
あさをの女将千鶴子さんからあったかーいおもてなしをいただいて、外宮へ。
「お伊勢さん」「大神宮さん」と親しく呼ばれる伊勢神宮は、正式には「神宮」といいます。
神宮には、皇室の御祖先の神と仰ぎ、私たち国民の大御祖神おおみおやがみとして崇敬を集める天照大御神あまてらすおおみかみをお祀りする内宮ないくう(皇大神宮こうたいじんぐう)と、
衣食住を始め産業の守り神である豊受大御神とようけのおおみかみをお祀りする外宮げくう(豊受大神宮とようけだいじんぐう)を始め、14所の別宮べつぐう、43所の摂社せっしゃ、24所の末社まっしゃ、42所の所管社しょかんしゃがあります。これら125の宮社全てをふくめて神宮といいます。
ついついお賽銭をしたくなるのですが、それはルール違反だそうです。
一年無事に過ごさせていただいた感謝を伝えます。
相棒もいないことだし、歩きでなくバスで内宮へ移動。
2017年は、古市参道街道を歩きました。
内宮正宮、ふたたびこの場所へ戻ってくることができました。
平成最後の大晦日、うん十年もしっかり観たことのなかった紅白歌合戦、最初から最後まで通しで観ました。
一番わたしのこころをとらえたのは、松任谷由実さん。
「やさしさに包まれたなら」の歌詞とメロディーの素晴らしさに、いまさらながら感じ入り。気がついたら泣いていました。
目にうつるすべてのことはメッセージ
この言葉が、駆け抜けた2018年、そしていままでの自分の人生に降り注がれました。
胸の奥にしまいこんだ、大切な大切なもの…。
ひらくときは今
自分の心にある、形のない想いや気持ちを、伝筆(つてふで)という見える形にして、
大切な人へ、大切に伝えます。
文字を描くのに年齢制限はありません。
50の手習いと言われるように、50歳からでも60歳からでも「生涯の技術」として、
伝筆をはじめていただけます。