権現道 本行徳
2024.09.01 21:00
早いもので9月になりました。いかがお過ごしでしょうか。
行徳のつづきです。
こちら権現道。
妙頂寺を出て正面にあります。
その昔、徳川家康が東金へ鷹狩へ行く際、この道を何度も通ったそうです。
家康は没後、東照大権現の神号が与えられ、「権現様」と敬われました。
それにちなんで、この道を「権現道」と呼ぶようになったのです。
いまでは住宅街の細道です。
こちらは権現道沿いの法泉寺。1570年(元亀元年)創建。
道すがら家康が小休止に使っていた寺だそうです。
いまは墓域と広い駐車場があるばかりです。
明治時代に大火に遭って、すべて消失してしまったようです。
家康由来の寺宝などもあったのではないかと思うのですが、とても残念です。
権現道を出て、芭蕉句碑のある法善寺へと向かいました。
つづきはまた明日。
どうぞよき一日をお過ごしください。