【UTMF対策】JTT(Jiyugaoka To Takao)
2019年4月に初挑戦するUTMFに向けて、様々なトレーニングを試していきたいと思っていますが、その一つが「超LSD+トレイル」の組み合わせ。
LSD(Long Slow Distance)はランニング業界では知られた練習法ですが、今やその評価は賛否両論。支持する人もいれば、否定する人もいます。
ちなみに僕はそこそこ賛成派。時期や組み合わせを間違わなければ、それなりの効果が期待できると思っています。
渡邊的には、
①筋持久力のアップ
②胃腸マネジメント(トライアル)
③ダイエット
④距離に対する心理的優位確立
上記3つに対して、LSDは効果的なのではないかと思っています。特にロングトレイルは②がとても大事で、超LSDをやりながら様々な補給をテストするのは非常におすすめ。仮に補給を間違えても山の中ではないので、死に至ることはない。
また1月〜3月は寒く、フルマラソンシーズンということもあり、ロングトレイルは難しいし、ロードではスピード練習や30km走など比較的心肺に負荷を書けるトレーニングを多く行っているので、それとは別の刺激を入れたいし、なにより冬太りを解消したい。
更に信越五岳100マイルを走ってからというもの、その後に走った斑尾高原(50km)や房総半島(70km)がとても短く感じた、という経験則からも、超長時間かつ超長距離走ることのメリットは多いように思う(フォームが崩れる、などは先のスピード練習で担保できるかな、と)。
以上の理由から、5時間以上の超LSDを行うようにしています。
さらに今回行ったのはロード45kmを走ったあとの、20kmに及ぶトレイル。よく鏑木さんが参照しているというダニエルズの「バック・トゥ・バック (Back to Back=強度の高い練習を2日連続で行う)」がロングトレイル練習としてはポピュラーだと思うのですが、それを1日の中でやっちゃおうというもの。
毎年8月に行われる「筑波連山天空ロード & トレイルラン」という、前半ロード・後半トレイルというドMレースがあるんだけど、これのロング(35km+35km)に出てすごく良い練習になったので、それを自分でも再現してみたのです。
やはりLSDは長時間同じ姿勢を保つので、筋肉がこわばりがちなのですが、ダイナミックなトレイルの下りの要素を最後に取り入れると、今まで活性化していなかった筋肉細胞が目覚める感じがして、一気にかけ登れるようになるから不思議。こういう「回復体験」も自由自在に発動できるようになるとロングトレイルは強い。
本番までに何回か繰り返し行っていきたいと思います。