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NATURAL BORN HEROES

【UTMF対策】JTT(Jiyugaoka To Takao)

2019.01.05 08:00

2019年4月に初挑戦するUTMFに向けて、様々なトレーニングを試していきたいと思っていますが、その一つが「超LSD+トレイル」の組み合わせ。


LSD(Long Slow Distance)はランニング業界では知られた練習法ですが、今やその評価は賛否両論。支持する人もいれば、否定する人もいます。

ちなみに僕はそこそこ賛成派。時期や組み合わせを間違わなければ、それなりの効果が期待できると思っています。


渡邊的には、

①筋持久力のアップ

②胃腸マネジメント(トライアル)

③ダイエット

④距離に対する心理的優位確立


上記3つに対して、LSDは効果的なのではないかと思っています。特にロングトレイルは②がとても大事で、超LSDをやりながら様々な補給をテストするのは非常におすすめ。仮に補給を間違えても山の中ではないので、死に至ることはない。

また1月〜3月は寒く、フルマラソンシーズンということもあり、ロングトレイルは難しいし、ロードではスピード練習や30km走など比較的心肺に負荷を書けるトレーニングを多く行っているので、それとは別の刺激を入れたいし、なにより冬太りを解消したい。


更に信越五岳100マイルを走ってからというもの、その後に走った斑尾高原(50km)や房総半島(70km)がとても短く感じた、という経験則からも、超長時間かつ超長距離走ることのメリットは多いように思う(フォームが崩れる、などは先のスピード練習で担保できるかな、と)。


以上の理由から、5時間以上の超LSDを行うようにしています。

さらに今回行ったのはロード45kmを走ったあとの、20kmに及ぶトレイル。よく鏑木さんが参照しているというダニエルズの「バック・トゥ・バック (Back to Back=強度の高い練習を2日連続で行う)」がロングトレイル練習としてはポピュラーだと思うのですが、それを1日の中でやっちゃおうというもの。

毎年8月に行われる筑波連山天空ロード & トレイルランという、前半ロード・後半トレイルというドMレースがあるんだけど、これのロング(35km+35km)に出てすごく良い練習になったので、それを自分でも再現してみたのです。


やはりLSDは長時間同じ姿勢を保つので、筋肉がこわばりがちなのですが、ダイナミックなトレイルの下りの要素を最後に取り入れると、今まで活性化していなかった筋肉細胞が目覚める感じがして、一気にかけ登れるようになるから不思議。こういう「回復体験」も自由自在に発動できるようになるとロングトレイルは強い。


本番までに何回か繰り返し行っていきたいと思います。