『発信=接客』と考えて美容師の苦手意識を変化させる
お客様とコミュニケーションをとる〝コンテンツ〟を用意する感覚。
この感覚を持てるかどうかで、美容師の発信の質と教育が変わってくるなーと考えてます。
インスタでも、ブログでも、ホットペッパーにヘアカタを載せるのでも何でもいいんですが、美容師がWebを使って自分の価値を発信することが〝美容師としての仕事の1つ〟である事を文化にしないといけません。
集客、受注、製造、販売、全部を1人ですることができる美容師だからこその〝面白み〟と言える発信なんですが、
どうしてもそれを別物として考えてしまうとトレーニングを積まなくなってしまいます。
カットやカラーの技術は練習をする。
その価値をお客様に伝える技術も練習する。
この流れは競争が激しい業界であればお客様に選ばれるために必要不可欠な部分ですね。
『発信=SNS』という苦手意識を失くしてもよい
SNSは人との繋がりをつくるWeb上のコミュニケーションツールですが、これを〝コミュニケーション〟と捉えると、いわゆる『マメさ』が必要となって、確かに向き不向きが出てきてしまうのかなと思います。
ですが、SNSというものにとらわれず、自分の発信を1つの『コンテンツ』と捉えるとしたら、もっとやりやすくなるのでは??
つまり双方のコミュニケーションとして会話をするというよりかは、不特定多数の相手に対して自分の広告を置いておくスタンス。
具体的に言うと、
ホームページへの流入は会社がやる。
そこでのコンテンツは美容師個人が用意する。
この流れがこれから大きくなってくるように思います。
そもそもホームページに流入させるのが大変であり、お金や知識や時間が1番かかる部分です。それさえクリアしてしまえば、あとはお客様に〝選ばれる〟ためのコンテンツを美容師個人が置いておく。
これは、実際にお客様がご来店されて接客や技術サービスを行うのと何ら変わりが無い感覚であることを、気付いてほしい。
Webであるか、対面であるかの違いだけであって、美容師本来の業務と全く同じなんです。
なので、発信=SNSというわけではなく、
発信=接客である感覚をいかに持てるか?がこれから伸びる美容師の要素である気がしますね。
表現方法は時代と共に変化します。
でも本質は同じ。
苦手意識でやるべき事から逃げずに、美容師業務の本質を捉えて発信を頑張っていければなーと思います。