一年の計は元旦にあり
あけましておめでとうございます。
新しい年を無事にスタートすることができたでしょうか?
元日は、初詣で神社やお寺に参拝し、願い事をされた方も多いと思いますが、神様や仏様には欲望を伝えるのではなく、「誓いを立てる」もしくは「決意を表明する」ことができたでしょうか?
「~しますように」や「~になりたい」という願い事は、いつまでも願っている状態が続くため、なかなか叶いません。それは、お願いの仕方が悪いのではなく、あなた自身が願い事を叶えようとしていない、というところに大きな問題があるのです。
簡単な例でいえば、口癖のように「やせたい」と願っているのに、甘いものや、油っこいものがやめられないという人です。つまり、思いと行動が合っていないのです。家に閉じこもっていては、結婚相手は見つかりませんし、浪費をやめなければ、お金は貯まりません。
神様やあなたをサポートしてくれている存在は、あなたが願い事を叶えるために何かの行動を起こしたとき、正しい方法を選ぶように導いてくれたり、あなたにとって必要な出会いを用意してくれたり、といった手助けをしてくれるのです。
あなたが本気でやせたいと思って何か良い方法はないかと探し始めれば、偶然、テレビでダイエット特集をやっていて、これなら自分でもできそうだと思える方法が紹介されていたり、久しぶりに再会した友人が驚くほどスリムになっていて、その方法を教えてくれたり、というようなことがあなたの身に起こるのです。
「本気で」というのがかなり重要です。
また、あなたが本気で結婚したいと思うのなら、まずは、なぜ結婚したいのか、どんな相手ならそれが実現するのかを明確にしなければなりません。そして、大事なことは相手も結婚して、実現したいことがあるということです。
「お互いの夢を協力し合って実現する」ことを考えられるようになれば、きっと良縁が用意されるでしょう。
お金が欲しいと思っているあなたは、やはり、まずは、なぜお金が欲しいのかを明確にすることが必要です。もし、慈善事業に全額を寄付するつもりなら、宝くじが当たるかもしれません。しかし、贅沢をしたいだけなら、お金を手にすることは難しいでしょう。
両親のために新しい家を建てたい、というように、自分ではない誰かのための願い事なら、何か臨時収入があるかもしれません。
大事なことは「世のため人のためになることをしたいから、お金が必要だ」という考える順番です。お金が欲しいから、何かビジネスを始めようというのは、実は順番が違うのです。
お金は道具です。
使い方を知らない人が持っていても意味がありません。使い方を誤れば、自分を傷つけることもあります。何のための道具なのかを、しっかりと理解して使ってください。
「一年の計は元旦にあり」
あなたは、新年をどのような年にしたいですか?
いつもありがとうございます
光の龍マスター 市口哲也