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Rei.Kikuchi_ Re:Life

手術の方法を決めてきましたよん!

2019.01.06 00:51

2019年。はじまりました。







ヤッホー!

元気モリモリマンです!

改めまして、

今年も

どうぞ宜しくお願い申し上げます。

又、

昨年末のご挨拶は、ザツな感じでおさめてしまい、大変失礼致しました。(詳しくは、ひとつ前の記事をご覧下さい。)

さっそくではありますが、

新年明けまして…




今年も、

話したいことが山ほどあります!(ガッツポーズ)

ちまちまとですが、

記事を作ってまいりますので、


地球の元気を代表して!

今年も元気1000%で、まいります!

なにとぞ、

宜しくお願いします!



すんません。

ちょっと久々だったもんで、

ゴキゲンで、

テンションぶち上がってしまいました。ほんと、単純な性格でして、、、すんません。



さて。

とっても大事な、大切なお話があります。真面目です。バカ真面目。



前にも少し申し上げましたが、

2019/1/10 に、左足の手術をします。

そのため、1/5 に、手術前のミーティングを主治医としました。



治療を開始した2018年 秋に

(その頃に、このblogを始めました。)

予定していた通り、


" 左脛骨の悪性腫瘍を

広範囲に切除し、

腫瘍用人工関節に置換する手術 "


を実施することに決定しました。

簡単に言うと、





" 癌のある骨を切り捨てて、ぶっとい金属いれるけど、切断をまぬがれ、足を残し、歩くことが出来そうだ "


ということです!



みなさん、

きっと、

口に出さないだけで、

ずっと、

気にして下さっていたんですね……。

わたしの片足が無くなるのではないかと。車椅子生活になるのではないかと。

そりゃ、聞きにくいですよね…。

本当に、ご心配をおかけしました。

でも、上記のように、

決めました。


(手術についての詳しい詳しい内容は、

次の記事に書かせて頂きます!

同病者の皆さまは、特に気になる話なのに、とにかく情報がなかなか得られないところだと思うので。)



で、実は。






今日までの3ヶ月、

大腿切断の危機に面する状況もあり、一時は、切断をしようと覚悟した時期もありました。



しかし、本当によく考え悩んだ結果、

「残せるものは、残そう」

と思えたため(心にストンときた)、

切断を回避する方法を希望し、

加えて、

最終の画像(骨シンチグラフィー、MRI、造影CT、レントゲン)結果より、

「切断を回避できる」と

医師の判断もくだったため、

このような結論にいたりました。



ですが、

ここからが問題で。





足は残せることになりましたが、

腫瘍用人工関節というものは、

簡単に言うと、

" 足の皮膚の中に

義足が入っている "

というイメージがいちばんわかりやすいらしいです。

主治医には、

「義足も、腫瘍用人工関節も、残念ながら、同じくらいに大変なんです。」

と言われています。




足が有るのと無いのとでは、

見た目は、ぜんぜん違うけど、

それぞれにそれぞれの

大変さがあり、リスクがあり、

「その大変さの大きさは、同じくらいだ。」と医学的には言われているそうです。




どっちにしろ、大変だ、

ということ。

でもわたしには、

この2択しか残っていないということ。

どちらかを選ばなければならないということ。

(この辺の話も、次の記事に詳しく書きます。)




なので、言い方を変えれば、

切断しないで人工関節をいれたとしても、

" 義足になったつもりで、

今後生きていかなければならない "

ということです。



わたしが1/10 にいれる、

腫瘍用人工関節というものは、

⚫︎身体障害者に認定されます。

(注 今のところ、2020パラリンピックに出場の予定はありませんよ〜笑)

⚫︎日常生活にまちがいなく支障が生じてきます。

⚫︎正座は二度と、出来ません。

⚫︎自転車も乗れなくなる予定です。

⚫︎走ることもほぼ不可能になるそうです。

⚫︎重いものも持てません。

⚫︎長時間、歩くことも難しそうです。

⚫︎そもそも、足の感覚が、今までとはほとんど変わってしまいます。

⚫︎手術の際、神経の切り方によっては、もしかしたら生涯、足の甲が垂れる(下垂足という)かもしれない。→生涯サポーターを装着しないと歩けない

⚫︎10年を目安に、老朽化した金属を取り替える大手術をしなければならない。

⚫︎炎症や感染症がおこったら、状態によっては入れ替える手術、もしくは切断することもある

などなど…




かなり問題だらけなんです。

はっきりいって、

問題だらけでチョーだるいです。

(いろいろ知ったらダルすぎて、そんなら、切断した方がスッキリするわーと言う思いで、切断しようと腹をくくった時期もあったのです。←多くの患者さんは「どうにかしてでも、なんとか足を残してくれ」と医師に懇願することがほとんどらしくて、自分から「そんなら切断してもいい」と言ってくる患者なんて、しかも、女性で、はじめてみました、と主治医にはとっても驚かれた。)




でも。

ここまできたら、

そんなもんだろうと。

本来なら、ここで、死ぬとこだったんで。

本来なら、死んでたかもしれないところを、なんとか生かしてもらってるんで。




なので、あきらめました。

あきらめて、開き直りました。



1/10 の手術以降、

出来なくなることをあげていったら、

まじでキリがないし、ゾッとするし、そりゃ悲しいけど、

いちいち悲しんでるのが

面倒臭くなってきました。笑


だから。

出来ることに、目を向けて、

楽しむことにしました。

楽しくないと、とてもじゃないけど、

やってけねーーー

とも思ったし!





で、

何が楽しみかと言うと、

歩けるようになること

です!

あー楽しみ。

松葉杖生活も、いい加減、アキタぜ。



ここまできたわたしが、

いま、いちばんこだわりたいことは、

義足だろうが腫瘍用人工関節だろうが、とにかく。

どんな足でもいいから。

二足歩行出来るようになりたい。

ということ「だけ」です。



なので、いまは、それ以外の細かいことは、あまり気になりません。気にしたところで、残念ながら、仕方ないものは仕方ないのだ。

実際、手術というものは、どんな内容でも、やってみないとわからない点も多いですしね。


なので、主治医に、わたしから、リクエストしたのは、それだけです。

「どんな足でもいいので、歩きたいです。それだけです。」と。

そして、

「どんなことがあっても、受け止めるので、安心してください。」と。

いろいろな、覚悟は、できています。



世の中には、

どう頑張っても、

歩けない人がいます。

寝たきりの人がいます。



どんな大変なことがあろうが、

どんな足に変わってしまおうが、

「歩ける」ということが、

手術をすれば、

ほぼ可能だという見込み。


本当に、ありがたいです。

幸せです。

それがいまの、わたしの、大きな励みです。




見た目の足は残るけど、

なかにある足の骨を、失います。

足の本来の機能の一部を、失います。

自分の身体の一部を失うということ。

失うことはおそろしいけれど、

失ったあと、そこに残るのは、

「おそれ」だけだと思う。



このビョーキの治療をしはじまって、

いきものの身体というものは、

とてもたくましく出来ているということをしみじみ体感しているので、

そういった、

失っても、どうにかしようとする、

いきものの「生きる力」に、

身を任せようと

思っている。



ここまで何度か言ってきたけど、

ものごとは、

なるようにしかならず、

そして、なるようになる。

今回も、

そういうことなんだなぁ。きっと。

と言う気持ち、

ただそれだけです。

なので、いま、不思議ですが、

ものすごーく、

気持ちは落ち着いています。

 


追記と注意

ここでは、「腫瘍用の」人工膝関節の話をしています。ご高齢の方が多く実施されている、変形性膝関節症(軟骨がすり減って膝なとが痛くなる症状)などにともなう人工膝関節置換とは、似て非なる話だと思ってください。

「人工関節」とひとことに言っても、色々あり、手術もリハビリも機能もまったく異なります。金属量も、まったく違います。腫瘍用は、特に金属量が多く、まさに見た目は、義足の一部です。

初診時に、「人工関節なんて、いまの

時代、たくさんのじいちゃんばあちゃんがやってるくらいだから、自分は年齢も若いし、チョー楽勝や〜!」と思っていたら、主治医に「ほとんど知られていないけど、腫瘍用を甘くみるな、まじヤバイから」みたいなことを説明されたのを覚えています。


整形外科に入院しているので、周りのじいちゃんばあちゃんが、人工膝関節にしまくっていてみんな元気にスタスタ歩いて帰っていくので、

わたしもそっちだったらなぁ、、、

と何度思ったことか。


そして逆を言えば、いま、変形性膝関節症などで人工関節にするか悩んでいる方へ。じいちゃんばあちゃん、みーんな元気に3週間以内に帰っているから、安心してください。そして、脅すようなわたしのこの話は、まったく違うことだと思ってください。

この点については、ご理解に誤りがないよう、念を押して、ご注意頂きたいです。



今回の記事は、とくにコレ ↓↓↓

注)このBlogは、「とある患者のとある話」です。記載情報にまつわる内容は必ずしも全ての患者さんに当てはまることはなく、専門性や信用性に欠けます。的確な判断や正しい情報は、主治医や各医療専門機関にご相談・お問い合わせをお願いします。



photo by 不明

オードリー・ヘップバーン

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