悲しみよこんにちは2024
朝目覚めると、まずは吐き気から始まる。
吐き気があるけれど、でもすぐには起き上がれない。
意識があるうちは、とにかく苦しい。
今ある現実が受け入れられない。
気が付くと泣いている。
気晴らしに外出しようが晴れは無い。
とことん向き合おうが底なし沼。
気を逸らそうが、いつの間にか思い詰める底なし沼。
会いたい、苦しい。
取り返しのつかないもの。
巻き戻し不可能な時間。
悲しみより苦しみが上回っていたあの頃。
“あの頃” ?
正直な話、最近は上記のような気持ちになることが殆どなくなっていました。
良いにつけ、悪いにつけ?、時の流れが異様に早く感じます。
それが、とても申し訳ない気持ちにもなったりするのです。
他界した我が子に対して。
なので時々、「これでいいのか」「この歩幅に問題はないのか」「なにか見落として雑に走っていないか」……そうして我が子の不調に気づけなかった自分への自責を自ら思い起こしてみたりする、自発的な自身を律する確認作業なのだと思いました。
そんなある日、本当に久しぶりにあの子に会いたくて会いたくてたまらない、苦しい気持ちが発作的に蠢いたのです。
生息していました◎
自分の中に。
あの子を想う狂おしいほどの悲しみ、激しい悲嘆も。
こうして、確認しながらまた進めて行けるという現在の私の正直な心境ですが。
生き地獄を藻掻いていたあの頃に、自死遺族の自助グループの会で初めて出会い、その後交流を深める中で『星のしずく』を一緒に立ち上げて活動を続けているイゾ仲間が、9月7日(土曜日)大阪で開催される全国自死遺族フォーラム2024で、“自死遺族の声”として登壇スピーチします。
彼女は第三者委員会を設け、他界したお子様のことを長い年数をかけて詳細調査を続けてきました。
もし、今現在、同じように取り組んでらっしゃるご遺族は勿論、どうしようか迷っているご遺族、そして一人でも多くの調査を希望しているご遺族が進められたらと願っている旨をご自身のブログでも語っておられました。
私は、これまでもお話ししてきたとおり、他界した我が子のことで第三者委員会を設けるような詳細調査には至りませんでしたが、年数が経てば経つほどに、大きな後悔の一つになっております。
私の義母の想いもそれに近いことが近年わかりました。
自身のブログ“『versus』に遺憾の意”でも書き記したように、何かの犯人捜し、対学校サイド、VSという意味以外にも、学校関係者や地域の方々と一丸となり“今後のため”に“できる限りの予防策”等の考察ができる場を設けられた機会を逃してしまったと、今だから落ち着いて考えられるようになったのですね。
📷背景画像は、登壇するイゾ仲間が富士山慰霊登山中に撮影したものです(^^)☆彡
【2024フォーラム目次】
第一部 13:30~ 講演 岡 知史(上智大学教授)
自死遺族の自助グループ~当事者本人の会~悲しみと社会活動~
<<休 憩 14:30~14:45>>
第二部 14:45~15:30 自死遺族の声(登壇スピーチ)
第三部 15:30~会場の皆様からひとこと
―こちらは終了いたしました―
私もお空の我が子 有ちゃんと共に、彼女の想い、皆様の想い、ナマの声に耳を傾けたく、当日会場に向かう予定です。
ご予約は不要です。
当日お気持ちが向きましたら、会場のほうにお越しいただければと思います。
お待ちしています。
◆自死遺族の集い
<2024年度さいたま市ふれあい福祉基金補助事業>
お問い合わせ hoshinoshizuku0922@gmail.com
◆第三者委員会について
◆自死と向き合い、遺族とともに歩む
⇒『法律・政策―社会的偏見の克服に向けて』手引書フリーDLぺージ