奈良・天に近い村の鮎 2024.09.02 04:32 『月刊日本橋』の連載・道の先に食あり。今月は奈良の山の中、いや山の上にある「天川村」で食べた鮎のお話です。昨年の取材で訪れた場所ですが、ここではスピンオフ的なお話を。霊験あらたかな山の温泉街で、修験者が身体をあたためるのだといいます。ちょうどお豆腐屋で修行の帰りだという修験者たちに合ったら、水が良いからお豆腐がおいしいと教えてくれました。修行を終えて彼らはまず、中華料理をおなかいっぱい食べたのだそうです。思い出してもちょっと不思議な、夢だったのかな?と思うような村でした。