ニダーナカター
2024.09.06 12:30
お釈迦様は最初の五人の出家を
一人ずつ
個人指導で覚りに導きました。
一人を教えている最中は、
他の四人は托鉢をしていたようです。
徹底的に真理を説かなければならないところまで進んだと確認したお釈迦様は
場所を変えて「無我」について説法しました。
色受想行識の五蘊は無我であり、
永遠のものはないと説法している間には、
五人は阿羅漢果(預流果→一来果→不還果→阿羅漢果
の順に覚りに達し解脱する)に達しました。
ここに中道(八正道)・四諦・三法印(無常・苦・無我)という
仏教の基本が説かれ完成しました。
仏・法・僧の三宝もここに出現しました。