夏の終わりと台風一過
実るほど首を垂れる稲穂かな(川崎市 黒川)
こんにちは。
関東に来る頃には熱帯低気圧に変わっていたとはいえ、台風の影響で8月下旬はずっと雨・・・だったり曇りだったり日が差したり。
予報を見て「今日は畑無理だな…」と思っていると何故か降らない。
でも外に出た途端にどばーっと。
そんな落ち着かない天気で8月が終わり、9月が始まりました。
夏の雲(8月の黒川)
本当に今年の夏は暑かった。
といいたけれど、まだ夏は継続中。油断大敵。
そんな夏の終わりに援農でネギの植え付け。
ネギの植え付けなんて楽勝!
と、思っていましたが。
ネギどこ?
農家さんに「そこのネギをあっちの畝に植え付けて」と言われたけれど、完全に草に覆われて元のネギが見当たらない。いや、見つけはしたけど除草しないとネギ抜けない。
う~これは騙された。
農家さんもちょっと遠慮しているのか、言い出しづらいのか、な~んか簡単な作業っぽく言ってくるんですよね。どっちみち草ぼーぼーなのバレるのに、も~。
ついでに岡上にお借りした自分の畑にもネギを植えました。
ネギの収穫は来年。
まる1年かかる、ながーい付き合い。
真っ赤な唐辛子
黒川で私達が管理している圃場では、秋のエンサイ(空心菜)と唐辛子、ししとう、ピーマン、モロヘイヤなどが収穫の真っただ中。
どっさり。
赤いのも緑のもいっぱい取れます。
・・・あ、
でも今日はししとうの収穫もあるし、青唐辛子は取っちゃいけないんじゃ・・・
わー、やっぱり
ししとう、ピーマン、青唐辛子が混ざっちゃって恐怖のロシアンルーレット。
ししとうと思っての青唐辛子はかなり強烈だと思います。
サツマイモ畑
順調に育ってもうじき芋ほりの季節。
今年も観光バスにのった子供たちがいっぱいやってくる。
その前に、芋の蔓剥がしの援農
畝の外に伸びた蔓に子芋ができてしまうと、そちらに養分を取られてメインの芋が大きく育ってくれません。そうならないように、蔓にできた根っこを地面から剥がしていきます。
黒川東営農団地には芋畑が沢山あり、そのどれもがとても広い畑なので、蔓剥がしも一週間以上かかる大変な作業。
フルーツパーク(川崎市農業試験場)
援農後に久しぶりにフルーツパークに寄ってみたり。
いつ来ても穏やかできれいなフルーツパークの畑
まだまだ夏なのに、どこか春のようにもみえる不思議な畑。
雨が近づく黒川谷戸。
田んぼは天気によって色々な表情に変わります。
大雨にも負けず、ハウストマトの撤去
中は蒸し風呂なので、熱中症対策を万全にしていかないと本当に危険な作業です。
引っこ抜いて枯らしてから、枯れ木を外に運び出さないといけない。
暑さで気が遠くなる重労働。
そして水没。
せ、せっかく植えたネギが局地的な大雨で水没してる~
慌てて排水路をつくりました。
いやもう、あっちもこっちも重労働でクタクタな9月。
でも、負けてたまるかと堆肥を撒いて荒起こしもしたし。
それに
台風一過の青空が最高に気持ちよい
風も冷たい。
新しい空に新しい季節で思いっきり背伸びをしたくなる。
ということで、今回はここまでです。
少しずつ涼しくなっていってくれるとうれしいな~。
ではでは、またね!