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七転び八起き Getting Back Up:A day in the life of cancer survivor MW

74. 術後2年11ヶ月検診 - 2019.1.4

2019.01.06 05:47

頭頚科 -

主治医による触診のみで、特に異常なし。放射線治療後の甲状腺の異常の有無をみるために、半年に1回の採血。今のところは、甲状腺も特に問題ない模様。次は、4月の単純CT。

放射線科 -

順調なので次のCT結果を4月に確認して問題なければ、定期のフォローは終了にしましょう、とのこと。嬉しいはずなのに、寂しい。定期の診察がなくなっても、たとえば抜歯は、電話でいいので事前にご連絡ください、X先生(口腔外科ドクター)とも連携しますので、とのこと。有り難いことです✨

 

まもなく3年を迎えようとしている。3年前の1月中旬。”ほぼ間違いなく舌がんと思います” と生検を待たずに宣告された、あの暗黒の金曜日。3週間たたないうちに手術。5年までは、あと2年。やっと折り返した💦


画像では頚部リンパ節の転移は2つと聞いていたのに、とってみたら実際は3つもあって、被膜外浸潤のものもあって、不安を通り越し、思考停止したあの日。

当時、闘病ブログを探しても、舌がんステージ IVa で舌は再建手術して、廓清した頚部リンパ節に複数の転移や、なかには被膜外浸潤もあって、でも5年寛解しました、いま元気です、という実例は、なかなか見当たらない。ぼんやり横になって、ちょっともう駄目なのかな、と病室の窓の外をみていた、辛かった術後化学放射線の日々。

 

医療従事者の方々の治療と支援、そして家族の支え、復職後は職場の上司・仲間の皆さんの支えで、ここまで来ました。再生・回復の過程を経ることができたことに、本当にすべての方々への感謝の気持ちで一杯です。

 

ニコット(Nicotto)頭頸部がん患者会を通じ、舌がんの先輩がたと知り合えたのは、生きる力になりました。最初のイベント参加は、2017年1月。やっと術後1年。

ジャパンキャンサーフォーラム2017の写真イベント(LAVENDER RING - MAKEUP & PHOTO 資生堂 )は、2017年8月。インタビューをうけたことも、自分でも人に伝えるメッセージがあるんだと前向きになれました。このときで術後1年半。

インタビューのとき、がんになって一番の変化は、と聞かれて、丁寧に日々を過ごしたい、と伝えたことが自然な会話の流れだったのですが、自分でもそんなふうに気の持ちようが変わったのか、と驚きました。インタビューアーの男性のかたは、資生堂の社員と自己紹介されていましたが、お話しを引き出すのが上手で、今も印象に残っています。

あと、ちょっと表現は違いますが "これから、がんになるかもしれない今は健康な人に、メッセージを" という趣旨の質問に、"がん保険は大事です"、という実際的なことを伝えた記憶があります。

そして去年の晩夏の、HAYAMANミニトライアスロン。ここが術後2年半。自信につながりました。


仕事ができるうちは、家族の生活の維持とともに、仕事を通じて何かしら世の中に還元したいなとは思います。今の業務は、たまたま海外出張が多く、世界の競争の中で日本の経済、日本の会社は強くないといけないなって思います。その結果として、日本の健康保険・医療制度(高額医療費の限度額など)の維持もあるのかな、って感じます。

 

今年は、家では長男の高校卒業という一つの節目があります。家庭、仕事、友人たちとのつながり、がんサバイバーシップ、実家のこと。バランスよく、どの場でも、少しでも多くのみんなが幸せ・充実を感じることができるよう、より良く健やかに生きていきたいと思いました。

この年末年始は、大学受験の長男のため家族でひっそり。正月は、長男を置いて、家族でわたしの実家、翌日は妻の実家に。

 

交遊メモ🍺

1/2 の夜:地元の幼なじみ。2件目の錦糸町の南口あたりのバルの "かぶのマリネ" が素晴らしい。マッシュポテトを焼いた底に美味しいミートをしいたお料理も。正月も休みなく働く経営者の彼に、エール。

半年ちかく仕事が来なかったことがあると、こういう仕事もとっちゃうよ、でもこの正月は、職人たちに残業拒否されちゃったから、夜は飲むしかないよね- とのこと。職人が足りないので、タイミングが微妙だった物件は、住宅であればオリンピック前の完工を断念して後ろ倒し傾向とのこと(彼の会社は、商業施設が専門)。

 

1/3 の夜:高校の同級生。関西へ単身赴任2年目の彼に、エール。亀戸の南口の路地裏の小さい焼き鳥屋。20代後半のマスター1人で切り盛り。下準備が丁寧なことがわかる美味しさ。マスター、高校の頃、やりなげ選手とのこと。〆は東京駅へ移動、KITTE 地下のおすし屋さん。安くて美味しい。この値段でこのお寿司のクオリティに東京だと実感。

高校同期の彼は、最新技術に詳しい(大学は別ですが、お互い仕事は共通する点もある技術分野)。黒目の位置関係(目と目のあいだの距離)だけは整形で変えることができないので、顔認証のポイントとのこと。黒目の位置関係なんて、考えたこともなかったな...👀

 

1/4 の夜:昔の同僚。昨年11月に新規開店のアイリッシュパブ。マッカラン12年ハイボールがうまい。ウイスキーの香りがたつハイボールの比率があって、マスターは知っている。わたしもはじめ知ったとき意外でしたが、ロックよりも香りがよい、ある比率というか割り方があるのです。実に美味しい。これならジンリッキ-も良いだろうと思ったジンリッキーも、予想通り素晴らしい。

昔の同僚の彼は、仕事に忙しいので、何か長く続けれらる趣味が欲しいとのこと。春になって暖かくなったら、一緒に山に行こう、と気勢をあげる。(上の子が野球をやるまでは、私はよく山にいっていました。久しくいっていませんが、いつか復活したい趣味の1つです。)

 

今朝は、明日(1/7)の仕事の "慣らし" で、早起きするも(証拠写真?1枚目の写真)、二度寝してしまう。宿題を仕上げる次男につきあい、今日はお留守番。

次男といえば、大みそか Eテレ 2355、ここっ、とつぶやく次男に合わせテレビ画面を撮影した、たなくじ(2枚目の写真)。ぉぉ- と小声で喜ぶ次男。数日後、年賀状の返信で、次男が "まだ" 可愛いね、という長男の同級生の父親(少年野球でお互いコーチだった)のコメントに、にやり🍀

 

今年は、こんなお正月でした😃明日から、ぼちぼち、いや、ばりばり、働きます😆