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釜ヶ崎地域合同労働組合

センターを建て替えたいとの目論見は破綻した!?「センターつぶすな!」は正義の声

2024.09.08 23:08

 8年前の2016年3月30日、花園公園で野宿している釜ヶ崎の労働者を行政代執行法を盾に一人残らず強制排除した張本人が当時の大阪市長であった吉村洋文氏(大阪維新の会)です。その時の口実が「だれもが使える公園にする」ということでした。

 ところがどうでしょう、8年経ったいまだに花園公園の出入り口のカギがかかったままです。大阪市民や釜ヶ崎の労働者、裁判所までダマして行政代執行を強行した人物が吉村洋文氏です。こっそりテニスコートを作ってそれを活用しているのは今宮小中一貫校の生徒さんたちです。


 2012年1月当時の大阪市長の橋下徹氏(大阪維新の会)がセンターを建て替えると公言しました。それを引き継いだのが現在大阪府知事になった吉村洋文氏です。二人が口にした口実が「センターの耐震性が弱い」ということでした。 

 でも大阪府知事になった橋下徹氏が座っていた知事室(現大阪府知事吉村洋文氏が座っている知事室)にある大阪府庁の本館は大正時代に建てられた建物でセンターよりも耐震性が弱いと言われていた建物でした。そしたら建て替えたかというとちゃっかり免振工事をして使っているのです。

 当時の大阪市長橋下徹氏や吉村洋文氏がねらっているのは釜ヶ崎労働者の唯一の居場所であるセンターをつぶして釜ヶ崎の労働者を散り散りバラバラにして見えなくしてしまうことです。

 このことは当時の吉村洋文市長が「誰もが使える公園にします」と言って花園公園から一人残らず強制排除するための口実だったことを思えば分かることです。センターの「耐震性が弱いから建て替える」との口実は真っ赤なウソであることはもう子供でも分かること。維新の会にダマされてはなりません。

 「センターつぶすな!」「シャッター開けろ!」「強制排除反対!」が労働者の声、正義の声です。


 2022年4月22日新今宮駅の北側にできた星野リゾート新今宮は大阪市がプロポーザルを実施し2017年、建築主がミナミホテルマネジメント(長野県軽井沢町)、運営が星野リゾート(長野県軽井沢町)と決まり、提案価格が約18億円でした。売却先が決まり大阪市(吉村洋文市長、大阪維新の会)はたいそう喜んだそうです。

 「だれもが行き来できる庭園にします」と一方的に広告しておきながら、「だれもが行き来できない庭園」にして、現在もその状態が続いている星野リゾート新今宮。釜ヶ崎の労働者を排除するこの手法、知事の吉村洋文氏から教えてもらったのですかね。疑いたくなってしまいます。


 大阪府が立て替えると言ったセンターは5年4か月もの間、手付かずのままです。吉村洋文知事やそのチョウチン持ちたちがヨイショし期待していたセンターつぶしが星野リゾートオープンまで、更には万博までにセンターを建て替えたいとの目論見は破綻したと言っていいのでは?国、大阪府、大阪市はセンターのシャッターを開け、釜ヶ崎労働者の使い勝手のいいセンターに改善することを強く要求します。

 




花咲かじいさんの花壇

 花咲かじいさんが崩れていた畝(うね)をきれいに復元され、花壇もすっきりとなり見違えるようになりました。

 キバナコスモス、日日草、ツメキリソウ(松葉ボタン)が咲いています。ツメキリソウは花壇一面に葉を広げました。豆朝顔も小さな青い花を2輪、3輪。道を行く労働者から「いつでも花が咲いてるねぇ」と声をかけられました。

 挿し木をしたジャスミンもぐんぐん新芽を伸ばしています。「涼しくなったらムラサキハナナの種をまくわ」と花咲かじいさん。点在していたタマスダレを一か所に集めておられました。白とピンクの花が咲きます。これからはヒガンバナも楽しみです。





今後の予定

センターはこの街の宝です


10月2日(水)午前11時

コスモス(株)

新件 第5回調査

 





2024年9月9日

釜ヶ崎地域合同労働組合

釜ヶ崎炊き出しの会

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