【諸乗法数】5-151
2024.09.11 09:24
【諸乗法数】5-151
五後得智
通達
隨念
安立
和合
如意
註 物の本質の絶対平等を知る根本智を得た後に、その平等に差別相が存在するのを知ること。根本智は釋迦の持つ本来の智と解釈し、後得智は成道以後の衆生済度の佛としての智と解釈する。その智は五つあるとする。
通達思択 成道の後、自己の戒定慧によって解脱した過程を衆生に通達する。
隨念思択 佛として得た真如を思いのままに広める。
安立思択 衆生を安らかな境地へと導く。
和合思択 一切を真如へと和合させる。
如意思択 一切思いのままになる神通。