ブラジル将棋連盟紹介
ブラジル将棋連盟は、日本将棋連盟の海外支部です。ブラジルでの将棋文化普及に取り組んでいます。
会長のジェームス・マン・デ・トレドさん。ジェームスさんは元プロチェス選手で、1985年にパウリスタチャンピオン、1989年に南米大会準優勝、1992年にブラジル大会準優勝の経歴を持つ実力者です。現役を引退してからはチェスの先生として活躍。日系人の奥さんの影響で将棋を覚え、チェス教室の子ども達に将棋も教えています。
ブラジル将棋連盟は1948年から続くブラジル名人戦などの将棋大会を主催しています。下の写真は2017年に行われた王将戦の様子と2018年にニッケイパレスホテルで行われた名人戦の様子です。名人戦にはブラジリアから山田彰大使(当時)が参加してくれました。
大人大会にあわせて子ども大会も行っています。子ども大会はどうぶつしょうぎの部と本将棋の部に分かれて行われます。
ブラジルに将棋を普及するため、初心者向け教室や日本祭りでの体験会も行っています。
Facebookで、ポルトガル語の将棋教科書のPDF版も無料配布しています。
日本将棋連盟を始め、全米将棋支部連合会など海外支部とも協力して、将棋の普及活動に励んでいます。
ブラジル将棋連盟の会員数は現在、高齢日本人移民を中心に30人弱です。1970年代の最盛期には会員数1500人を超えていましたが、73年に移民政策が終了すると、日本人会員の増加もストップし、会員数もゆるやかに減少していきました。
現在はオンラインを中心に活動するブラジル人将棋グループ「NSC」と連携して、普及活動を行っています。
ブラジル将棋連盟の活動は地元邦字紙「ニッケイ新聞」や「ブラジル日報」にて確認が出来ますので、ブラジル将棋界の動向を知りたい方はアクセスしてみてください。
ニッケイ新聞将棋記事まとめページ
(https://www.nikkeyshimbun.jp/?s=%E5%B0%86%E6%A3%8B)
ブラジル日報将棋記事まとめページ
https://www.brasilnippou.com/?s=%E5%B0%86%E6%A3%8B
ブラジル将棋連盟
連絡用メールアドレス:brasilsyougi@gmail.com(ブラジル将棋連盟理事 石川達也)