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アンティーク フェルメール

初期のビル・エヴァンスのCDセット。

2024.09.12 01:06

福岡に帰省したとき天神パルコのタワレコでビル・エヴァンスの初期(50年代)のCDセット買いました。ビル・エヴァンスは余り好きではない、特にドビュッシーの音楽みたいに静謐な感じに弾く彼の音楽が嫌いで苦手。でも、初期のビル・エヴァンス、良いですね。このセットの中にはジャズの大物達と共演してるCDも入っています。彼がエディ・コスタとやってるCDなんかは名盤ですよね、エディ・コスタの強烈な個性に押されながら頑張るビル・エヴァンスを聴くのも良いです。例えば作家の大江健三郎もぼくは初期しか読んだことがない、黒い丸眼鏡掛けて賢者ふうの大江さんはぼくは何処かフェイクの感じがしてイラッと来てしまう。ぼくが捻くれている、んですね、多分。兎に角、このCDセット、お勧めです。それに安い、ここが重要。多分、ぼくが大江さん苦手なのはユーモアの欠如でしょうね、遠藤周作なんてユーモアありますよ。ぼくは真面目な作家が苦手なんですね。近松秋江なんかも良いですよ、古い作家だけど。今だったらストーカーで捕まってるような作家。大江さんには「軽み」が無い。ぼくが漱石読めないのも似たような理由、漱石さんは真面目な方ですね、だから苦手。漱石と南方熊楠は(東大の予科だったかな?)クラスメートだったけど全く交流がなかったらしい、そりゃこの二人は合わない。ロンドンに行って鬱状態で暮らしてた漱石と、ロンドンのパブで喧嘩の仲裁をしたりしてた熊楠。熊楠は嫌いな人に会うと何時でも相手に向かってゲロが吐けるという「特技」がありました。この二人と交流があった同じクラスの生徒は正岡子規。何とも豪華なクラスですね。