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本の中でアロマに会った

2024.09.12 07:09



若くして余命宣告を受けた主人公が

瀬戸内の島のホスピスで

残りの日々を過ごす・・・


先日の旅のお供の一冊です。



物語の中で

アロマを使う場面がありました。



ホスピスという場所での


悲しみ

不安

孤独

恐怖

痛み…


「お気持ちわかりますよ」

なんて簡単には言えない。



でも

香りの力を借りたら

言葉はなくても

上手に寄り添えそうな気がします。




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主人公が

全身の激しい痛みで目覚めてしまうとき

痛み止めの注射と

アロマオイルを使った

タッチセラピーを受けることで

苦しみが鎮まっていく。



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鎮痛作用を持つ精油は多いですが


このような厳しい場面で

特に有効と思われるのが

幸せホルモンと言われる

神経伝達物質のひとつ

β-エンドルフィンの分泌を

促進させる作用を持つ


☑︎イランイラン(エクストラ)

☑︎ジャスミン

など。



脳内麻薬とも言われる

エンドルフィン。

鎮静の効果は

なんとモルヒネの6倍以上だそう。




(物語の中のアロマは

柑橘の香りだったので

鎮痛作用を期待して…

ということでは

なかったのかもですが☘︎)





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わたしももしものときは

こんなホスピスがいいな


最後はお気に入りの香りに包まれて

この身体を脱ぎたいな


とか・・・


いろいろ考えさせられた一冊でした。


アロマテラピーは特に

近代医学では手が及ばない領域のケアは

得意分野です。


痛みも伴わず

心身を穏やかにし

嗅覚からも触覚からもアプローチでき

QOLも高めることができる。


代替医療としてのアロマが

広く認知されるよう

もっと頑張らねばなりません。


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