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明日の記憶の感想。(読書感想)

2019.01.07 03:30

「明日の記憶」読み終わりました。

テーマは「若年性アルツハイマー」。


前に見た映画、「アリスのままで」も同じ

テーマのお話しだったのを思い出しました。



そして、この話も映画化されてるみたいですね。。渡辺謙さん主演で。



それは見てないけど、本を読み終わったあとの残る感じが何とも言えなくて、切ないけどとてもいい作品だと思いました。



記憶が曖昧になっていく。

自分が自分じゃなくなっていく。

周りとの関係も変わっていく。

そんな中で、自分であろうとして周りの人も受け入れ支えようとする。



抗えない事やどうしようもない事もあって、何とか乗り越えるたびに張り詰めてた物が

緩む。

少しでも委ねてしまうと、一気に引き寄せられてしまう。

そんな中で思うことは筆舌に尽くしがたい

物があると思いました。



最後のシーンのやりとりは、情景がとてもキレイで本当に心に沁みます。



そして、もう一つ。

僕は、作者「荻原浩」さんの作品は初めて

手に取ったのですが、文の運びがとても好きでした。

比喩1つとっても表現がスッと入ってきて

シンプルに上手いなーって感心してしまいました。



たまに思う事だけど、話す言葉も文章も基本はみんなが知ってる単語で成り立ってて、

その使い方が違うだけで、伝わり方がガラッと変わる。

上手いと言われる人がいる。


単語も知ってるし、話せるし、書ける。

何がそこまでの違いになるんだろうって考えます。


もちろん答えは出てないです。

勉強中です。


それで言ったら、話すより書くの方が対象がはっきりしない分難しい気がする、、、。


とか、、、。



今回の題名から大分それて来ましたね。笑

「明日の記憶」オススメです!

難しそうと思う方も居るかもしれませんが、

読みやすいです。


もしも、気になったらぜひ手に取ってみてください!!(^^)




ではではーー!!