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ボウタカキャンプ2024 in 香川

2024.09.02 12:30

こんにちは。

夏休みでプーたらしていた、リアルぷーさんな森田です。

先日参加してきた、ボウタカキャンプのご報告です!

8月19~21日に香川県・屋島にて開催しました。

今回は長年に渡り全国大会の入賞者を何人も輩出してきたボウタカ王国の香川県と静岡県から詫間 茂 先生、笹瀬 正樹 先生、笹瀬 弘樹 先生をメインコーチに迎え、もっと高く跳ぶための特別公演、トレーニング指導をしていただきました!


参加者は、指導者の方7名、日本トップ選手や中学生からマスターズまで32名の選手、合計39名!ボウタカ熱のあるたくさんの方々が参加してくださいました!


私はサブコーチとして参加しましたが、現役選手でもあるので、見ているとつい動きたくなってしまい笑、、時折一緒に練習させてもらいました。笑

また参加者とのグリーティングではトップ選手側として質問を受けたりと様々な立場や観点で棒高跳を見つめ直すことができ、とても充実したキャンプになりました!

ではでは、キャンプを振り返っていきます!


1日目

座談会では3名のメインコーチに

「もっと高く跳ぶために必要な要素」についてお話しいただきました。

私が印象に残ったQ&Aをいくつかご紹介!

Q.世代ごとの指導の注意点は?

弘樹先生

「棒高跳を専門にするのは高校になってからでいいんじゃないかなと思います。

中学生でやってもいいけど、それよりも先に多種目できるようにした方がいい

日本陸連のデータを見ても、多種目を経験して種目を遅めに絞った人が成功しやすいことがわかっている

経験的にも、自分は100mも走幅跳もできるし、澤野さんだってマイルリレーを走れたりする。これはデータを見たら明らかなので、ジュニア世代は多種目に挑戦する、そして多種目もできる身体作りを心がけることが必要かなと思います。」


確かに棒高選手っておもしろいトランスファーをしている人が多いですよね〜


私も高校2年生で中距離から棒高跳に転向しました。

もっと早くからやりたかったなあと思ったりもしましたが、社会人になってからベストを出せたり、長く競技を続けられているのは棒高跳だからこそ。

このトランスファーが結果的に良かったのかなと思っています。

先日、世界記録保持者のモンドも100mで驚きの10.37!

スプリントも素晴らしすぎて話題になりましたよね〜笑

結論〝走るん速い方が高く跳べる〟のは間違いない!


Q.日本の女子ポールがもっと高く跳ぶためには?

正樹先生

「キーワードは〝男子に近づけ〟

動きの特徴が少し違う男子のようにポールを大きく開いて跳ばないと上手く真上に上がれない。そこに課題があると思う。」


詫間先生

筋力不足は要因の一つ

 女子の方が、筋力がつきにくいのでたくさんやる必要がある。ウエイトトレーニングではなく、補強、鉄棒、倒立といったトレーニングが重要。これを毎日する。毎日やることが重要。」


女子選手の皆さん、とにかくまずはパワーをつける!

毎日自重トレでムキムキゴリラになりましょう!笑

今回は女子の参加選手が多く、長年女子選手を育成されてきたコーチのお話しを聞けたのは非常に貴重でした!


続いて、実技に入っていきます!


【6歩ドリル 、ミニハードル6歩】

とにかく基本を何度も何度も反復練習しました。

私的ポイントは

①〝高い位置での保持〟

②〝左手を下げない〟

③〝最短距離で動かす〟

でした!


どんなレベルの選手でもやはり基本を丁寧に行うことは必須!!


2日目 午前

セッションテーマは「踏切」


【砂場ドリル 4歩、6歩】

効果的な踏切の習得に向けて、砂場ドリルを行いました!

基本となるドリル1つをあげても、本質を理解して、クオリティーを上げていきます!

最初は恐怖心があった選手も最後にはスムーズなポールワークができるようになっていました!

弘樹先生、綺麗すぎる!!

トップ選手はやっぱりドリルも上手でした!


2日目 午後

【グリーティング】

トップ選手達が自身の経験を語り、試合の挑み方やモチベーションの高め方など、選手1人1人の実体験が共有されました!

この時間を通じて、さらに参加者が打ち解け、ワンチームになったように感じました!


女子チームでの結論はありきたりですが〝継続は力なり〟


座談会での先生方のお話にもあったようにやはり女子選手はパワーをつける必要があります。

パワーがないのに男子選手や海外選手の理想の技術をマネしようと思ってもなかなかできません。

私自身、毎日コツコツと基礎体力を維持することを意識しています。

目指せゴリゴリラ!笑


3日目

この後、3日目はいよいよ跳躍練習!

反復してきた基礎を意識して、跳躍に繋げていきます。

短助を徹底的に繰り返す選手、バーをかけて跳躍まで繋げる選手、それぞれが自身の課題を持って取り組みました。

特別コーチとのコミュニケーションだけでなく、中学生からマスターズまで選手同士がアドバイスし合える環境はとても刺激的だったと思います!


最後に跳ぶだけでは終わらない!

棒高跳について語り合う!

選手は、日々の気づきや学びを都度、共有しました!


指導者は、特別コーチ1人1人との座談会を開催!


日頃なかなか聞けない裏話や、跳躍に関する深いところまで、学ぶことができました!

またDNSサポートも!!

アスリートにとってトレーニング以外のリカバリーも重要です!

練習中だけでなく、休憩時間も仲間と共に時間を過ごすことができるのがキャンプの醍醐味!


昼休みは若者達とガールズトークをしたり笑

夜も懇親会が開催され、交流を深めました!


性別、年齢、レベル関係なく、触れ合えるとても貴重な経験ができるのがボウタカキャンプです!


ボウルターにとって最高の学びと経験が詰まった3日間となったと思います!


ご参加いただいたみなさん、ありがとうございました!

みなさんの更なる活躍を期待しています!!


今後の冬のサミット、また来年もご参加お待ちしております!!