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リーダーは「姿勢」を示すべき

2024.09.13 10:50

梅田市長が公用車を私的利用したとする、私の議会質問が今朝の読売新聞朝刊に掲載されました。


※著作権保護のため、一部を加工しています

梅田市長が公用車を私的利用したとする、私の議会質問が今朝の読売新聞、埼玉新聞、東京新聞に掲載されました。


※著作権保護のため、一部を加工しています


市長公用車は、年間約1千万円の経費を税金から投じて運行しています。


運行管理は外部委託のため、休日の利用や、時間外の利用は都度、料金が加算されます。

リーダーの責任の一つは「姿勢」を示すことです。


リーダー自身の公金への感覚が、市役所に伝播するのだと思っています。


久喜市の公金への感覚が正常化されることを願い、議会で取り上げました。


‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐

不適切と思う公用車使用
‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐


①母校慶応大学のラグビー応援 

※他市の類似案件で違法判例あり


②慶応大学の同窓会行事への参加 

※他市の類似案件で違法判例あり


③市内企業の社長と、広尾(東京)で会食。会食の間、広尾で公用車は待機。会食後、社長を乗せて久喜に戻り、市長が先に自宅で下車。市長が乗っていない公用車が、社長を自宅まで送り届ける


④親戚の結婚式(越谷市で開催)

※他市の類似案件で違法判例あり


⑤宮代町議選挙の応援


⑥さいたまマラソン(一般参加)


⑦スポンサー企業の招待で浦和レッズ試合観戦

※久喜市とレッズの連携事業は無し


このほかにも銀座や赤坂での会食など複数ありましたが、会食は「公務」と言えば公務になり得るので、除外しました。


‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐

検証を不可能にした雑な「記録」

‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐


本件を調べるにあたって障壁だったのは、運行管理記録が雑であることでした。


記入方法が統一されておらず、記入者によって、地域名しか書かない場合があり、行先の特定が出来ないケースが多くありました。


そのため、前述の不適切使用と私が判断したケースは、あくまでも「一部」です。

全ての記録が詳細に残されていたら、もっと多くの事例があったものと思われます。


「事後検証できるような記録に統一を!」と議会で求めたところ、記入方法は統一されることになりました。


‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐

リーダーの「姿勢」で組織が変わる

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久喜市は今、財政難を迎えています。


例えば以下のような事業が今後削減対象として公表されています。 


・おもちゃの病院→4万3千円、

・障害を持った方や要介護の方のためのパーキングパーミット→3万4千円

・障害を持った方の社会参加を促進するフレンドシップ学級→3万円


数万円単位で削減する必要がある中、


市長は今後もグレーな案件も「公務だ!」と言って、税金で公用車を走らせるのでしょうか。


たしかに公務の範囲は幅広いです。


市長という立場である以上、社会的な儀礼や、交流、情報交換も「公務」とすることは可能でしょう。


それだけ市長には大きな裁量が与えられています。


だからこそ、自分を律する必要があるのです。


リーダーの責任の一つは「姿勢」を見せることです。


「せっかくだから」


「固いこと言わずに」


そういった感覚で公金を扱っているリーダーのもとで、部下が「コスト意識」や「公益に資する心意気」を持つのは困難でしょう。


こうしたルーズさが、ここ数年で連発されている久喜市の無駄遣いの根源であるとすら思います。


訳の分からない無駄使いを止めて、正しい市政を取り戻すためには、


リーダーの「姿勢」を変えなくてはいけません。


市長公用車は、年間約1千万円の経費を税金から投じて運行しています。


運行管理は外部委託のため、休日の利用や、時間外の利用は都度、料金が加算されます。

リーダーの責任の一つは「姿勢」を示すことです。


リーダー自身の公金への感覚が、市役所に伝播するのだと思っています。


久喜市の公金への感覚が正常化されることを願い、議会で取り上げました。


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不適切と思う公用車使用

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①母校慶応大学のラグビー応援 

※他市の類似案件で違法判例あり


②慶応大学の同窓会行事への参加 

※他市の類似案件で違法判例あり


③市内企業の社長と、広尾(東京)で会食。会食の間、広尾で公用車は待機。会食後、社長を乗せて久喜に戻り、市長が先に自宅で下車。市長が乗っていない公用車が、社長を自宅まで送り届ける


④親戚の結婚式(越谷市で開催)

※他市の類似案件で違法判例あり


⑤宮代町議選挙の応援


⑥さいたまマラソン(一般参加)


⑦スポンサー企業の招待で浦和レッズ試合観戦

※久喜市とレッズの連携事業は無し


このほかにも銀座や赤坂での会食など複数ありましたが、会食は「公務」と言えば公務になり得るので、除外しました。



検証を不可能にした雑な「記録」

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本件を調べるにあたって障壁だったのは、運行管理記録が雑であることでした。

記入方法が統一されておらず、記入者によって、地域名しか書かない場合があり、

行先の特定が出来ないケースが多くありました。

そのため、前述の不適切使用と私が判断したケースは、あくまでも「一部」です。

全ての記録が詳細に残されていたら、もっと多くの事例があったものと思われます。

「事後検証できるような記録に統一を!」と議会で求めたところ、記入方法は統一されることになりました。

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リーダーの「姿勢」で組織が変わる

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久喜市は今、財政難を迎えています。

例えば以下のような事業が今後削減対象として公表されています。

・おもちゃの病院→4万3千円、

・障害を持った方や要介護の方のためのパーキングパーミット→3万4千円

・障害を持った方の社会参加を促進するフレンドシップ学級3万円

数万円単位で削減する必要がある中、

市長は今後もグレーな案件も「公務だ!」と言って、税金で公用車を走らせるのでしょうか。

たしかに公務の範囲は幅広いです。

市長という立場である以上、社会的な儀礼や、交流、情報交換も「公務」とすることは可能でしょう。

それだけ市長には大きな裁量が与えられています。

だからこそ、自分を律する必要があるのです。

リーダーの責任の一つは「姿勢」を見せることです。

「せっかくだから」

「固いこと言わずに」

そういった感覚で公金を扱っているリーダーのもとで、部下が「コスト意識」や「公益に資する心意気」を持つのは困難でしょう。

訳の分からない無駄使いを止めて、正しい市政を取り戻すためには、

リーダーの「姿勢」を変えなくてはいけません。