ART TEEから、「Art-T ＆Things」へ。

　雑誌に掲載する際にはショップ名も一緒に載ることになるので、ここしばらく自分のショップ名について考えていました。現在の「ART TEE」という名前は、ショップ名というよりはカテゴリーのようなものに感じるため、「ART TEE」に何か言葉を加えた形にしようかなと考えていました。最初の候補として「ART TEE Masterpiece」という名前を考えましたが、実際にその名前で試してみたところ、どうもしっくりきませんでした。

　そこで、英会話の先生に相談したところ、「＆Things」というアイデアを提案してもらいました。つまり、

Art-T ＆ Things

　という名前です。大文字や小文字のバランスも見てもらい、これが良さそうだとのことで、この案を気に入りました。確かに最近はカップやモナリザバッグも制作しているので、もはや「ART TEE」だけではないという意味でぴったりです。さらに、日本人にも覚えやすく、響きも可愛らしい感じがしました。

　また、英会話の先生からもう一つのアドバイスとして、モナリザバッグを見に来てくださるお客様は、きっと雑誌の特集「PARIS」にも興味を持つだろうから、パリのお土産のようなものを作ってみてはどうかという提案をいただきました。

　そのアイデアを心に留めていたところ、以前パリで小物を買ったときにもらった、可愛いデザインのエコバッグをふと思い出しました。あのようなデザインで作れたら素敵だなと思い、パブリックドメインの素材を探していたのですが、なかなか思うようなものが見つかりませんでした。

　そんな中、いつものようにCanvaを開いてみたら、アップデートの通知があり、新しい機能が追加されていました。そのついでに、Parisのイラスト素材を探してみたところ、なんと私がイメージしていた通りの素材が豊富に揃っていたのです！まさに宝の山でした。驚きました。

そして、夜な夜な仕上げたデザインがこちらです。真ん中に、「ART - T ＆THINGS」のロゴも入れています。

　英会話の先生から「『Emily in Paris』の名前は使えないけど、フランス語で『Emiry A Paris』なら使えるのでは？」というアドバイスをもらい、それも採用しました。デザインの右下には、Emilyっぽい人がいます。たまたまなのですが、この衣装はちょうど『Emily in Paris』のシーズン3に登場したもっぽいので、(笑)ドラマを観ている人なら「おっ！」と気づくかもしれません。

　ちなみに、私はCanvaの有料版を使っているのですが、無料版だとこれらのデザインを購入するのに4000円かかる計算になっていました。作り終わった後にその金額を見て、有料版の凄さを実感しました。

　バックに当てはめてみました。A4サイズが入る大きさのトートバッグで、実用性もバッチリです。もしかすると、バッグの後ろ側にも何かデザインを追加するかもしれませんが、現時点でまさに自分がイメージしていた通りのものが完成しました。AIやアプリのお陰で、自分の力以上のものが、どんどんできる時代になりましたね！