夜景に再挑戦
2010-10-19 00:33:21 | カメラ
俺のカメラにはHDRという機能があり、これが夜景に有効なのでは?とずっと考えていました。
HDRとは1度に露出が違う写真を3枚とって、それらを合成する事でより広い露出を表現した写真を作成する機能です。
しかし、(悪意を感じるのだが)その機能を使う時はセルフタイマーが使えんので、
カメラが動かないようにシャッターを押す必要がございます。
実際そんな事は鉄板無理なんで、別売りのリモコンを使って、カメラに触れずにシャッターを切る必要があるという・・・。
でも、俺はリモコンを持っていない。キタムラに売っとるんやろうけど、3000円は高い・・・。
そんな感じでずっと悶々としていたのですが、希望ある情報を手にします。
それは「ソニーのDVDリモコンでシャッターが切れる」という斬新なもの。
実際に確認したら、「デジタル」と書いたボタンでシャッターが切れました!(笑)
なので俺は再びカメラを持って、宇部の小羽山ストレート(俺が勝手そう呼んでる)に行ったのです。
もう10月も後半を迎え、外はとても寒い。
俺はねずみ色のパーカーをねずみ男スタイルで着こなし、口には眠気さましの禁煙パイポ。
お腹のポケットにはDVDのリモコンを入れて、左手には三脚を付けたペンタっ君。
その状態でローソンへあったかいお茶を買いにいったんですが、店員の若いねーちゃんが興味深そうに俺を見ます。
「本格的ですね!何を撮るんですか?」と尋ねられ、ちょっと充実した時間を過ごせました(笑)
「駐車場に車止めとってええ?」って聞いたら「いいですよ!」と云われたので一安心。
俺は道路沿いのフェンス奥に三脚を立て、カメラの設定を行います。今回は段階露出で辛抱さを要求される作業。
30秒に3台くらい通り過ぎていく車に、不審な目で見られていたと思います。
時々人間も通ります。ジョギングしている人や酔っ払っている若者集団。
ちょっと怖かったのは赤ちゃんを抱っこした女の人。暗闇の方へとぼとぼ歩いて行きました。
途中、(当たり前ですけど)風邪引きそうになりました。嫁からも「早く帰っておいで!」とメール来るし。
風邪引くよりマシだと思い、あったかいお茶を追加購入。
そんな感じで「あーでもない!こーでもない!」と素人ながらに楽しんできました。
23時過ぎ、こんなもんやろ!と思って帰宅準備に突入。
今回はFA35mmF2.0ALとキットレンズのsmc PENTAX-DA L55-300mmF4-5.8ED を持っていったんやけど、
後者は全然ダメやった。あー、使える望遠レンズ欲しいなぁ。
Pentax K-X FA35mmF2.0AL F/5.6 25秒 補正なし ISO200
Pentax K-X DA L55-300mmF4-5.8ED F/5.6 30秒 補正なし ISO200
帰り際、タンメンの荷台で荷物を片付けてる、隣にラパンが止まりました。中には若いねーちゃん。
暫くしてOpaが来て、その中には若いにーちゃん。
にーちゃんは車を降りてはラパンに乗り込み、ねーちゃんとチューをし始めました。
そのまま盛り上がった感じをキープしつつ、ラパンは中山街道の方へ消えていきました。
ねずみ男の格好で、禁煙パイポをくわえたおっさんは
「俺のそんな時代はもう過ぎたな・・」と切ない気分で車に乗って帰って行ったそうです。