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七草

2019.01.07 03:59

今日は五大節句の

七草です

北海の幸 いくらを毎年送っていただきますが

感謝しながら七草粥でもいただきました^_^

湯気でよく撮れていませんね。



五大節句

一年トップバッターは人日の節句(1月7日)

7種の野草が入った「七草粥」を食べると

邪気を払い万病を除くと古くから言い伝えられてきた風習があり、この七草粥に用いる7種の野菜(草)が「春の七草」

 

1.

春の代表的な七種の菜。春の七草。

せり・

なずな・

ごぎょう・

はこべ・

ほとけのざ・

すずな・

すずしろ。


【効能】

◆セリ

解熱、食欲増進、リウマチ、貧血症などに

良いといわれています

解説:

寒気に強い草でセリ科の多年草。

日本全国に分布して、野菜として

栽培もされています。

湿地や湿原など水辺に多く自生しています。


◆ナズナ


胃腸を整える、目にも良いといわれています

アブラナ科の2年草で全国に分布。

三味線のバチに似ていることから

三味線草、ペンペン草とも呼ばれています。

空き地や川の土手、道端などに生えています。


◆ゴギョウ

咳止め、痰を切る、利尿作用などに

良いとされています


キク科の2年草で、

ハハコグサとも呼ばれています。

秋に目を出し、翌年の早春に田のあぜ道などに黄色い花をつけます。


煎じて飲めば、喘息の咳を止め、

痰も切り、風邪の予防薬としての効能があります


◆ホトケノザ


アトピー改善に良いとされている


キク科の2年草で、タビラコともいいます。

円座をなして地面にへばりつくように、

草むらや田のあぜ道などに自生しています。

煎じて飲むとアトピー性皮膚炎によいとされています。


◆ハコベラ


切り傷、歯槽膿漏、痛み止めに

良いといわれています。


ナデシコ科の2年草で、ハコベともいいます。

全国に分布しており、茎は蔓状に地をはって広がります。

江戸時代にはハコベラをすりつぶして塩を加え歯に塗ると、虫歯の痛みに効くとして流行しました


◆スズナ


利尿、便秘、鎮静作用などに良いといわれています


アブラナ科の1年草で、カブのこと。

カブの根の部分が鈴がついたように見えることから、この名で呼ばれています。 


◆スズシロ

消化促進、風邪の特効薬といわれています


アブラナ科の1年草で、ダイコンのこと。

七草粥には大きく成長したダイコンではなく、

小型のものを使います。

風邪の諸症状や、胃のもたれ、胸やけに最適です。


********

春の七草は1月7日に1年間の無病息災を願って食べる『七草粥』に使う野草です。


七草粥の風習は中国から伝わったものです。

日本では平安時代の初期に宮中の行事となり、

江戸時代になって庶民に広まりました。


しかし、古代の粥は「七種粥」と言われ、

その材料は、「米・粟・きび・ひえ・みの・ごま・小豆」と、今とはまったく異なったものでした。

今の7種類になったのは、

鎌倉時代になってからだと言われています。


1月7日は人日(じんじつ)の節句


1月7日の朝に七草粥を食べますが、

なぜ7日なのでしょうか。


中国の古俗に人日というものがありました。

これは、正月1日に鶏、2日に狗、3日に羊、4日に猪、5日に牛、6日に馬、7日に人、8日に穀を占うというもの。その日が晴天ならば吉、

雨天ならば凶の兆しであるとされていました。


6世紀頃の中国中南部地方の風俗を記した書物には、「正月七日を人日となす。七種の菜を以て羹(あつもの)をつくる」とあります。


7日の人日には七種の若菜を羹(熱く煮た吸い物)にして食べると年中無病でいられるという俗信を伝えたものです。


おそらく初春の野から摘んできた生命力のある野草を食すれば、7日の"人の日"に邪気が祓えると考えたのでしょう。


七草囃子ってなに?


昔、七草粥を作るときは、

七草を刻みながら歌をうたいました。

この歌を七草囃子と呼びますが、今では知る人も少なくなりました。

一般的には、次のようなものだとされています。

七草粥は、古来の風習では6日の夜から作り始めます。まず、七草のほかに、まな板・火箸・擂粉木(すりこぎ)・包丁・杓子(しゃくし)・薪・菜箸を用意します。そして包丁や擂粉木でまな板を叩き拍子を取りながら、「七草なずな、唐土の鳥が日本の土地に渡らぬ先に…」という言葉を6日の夜に28回、7日の朝には21回唱えます。

唐土の鳥とは、悪さをする中国の伝説の鳥らしく、この鳥が夜飛び回って血の滴を子供の着物の上に落とすと、子供が癇になるといわれていました。夜通し七草を打つのはこの害鳥を追い払うためであり、「渡らぬ先に」食べれば寿命が延びるというもっともらしい説もあったようです。

ー七草研究会からの引用ー


◆秋の七草もありますよ!


秋の代表的な七種の草花。秋の七草。はぎ・おばな・くず・なでしこ・おみなえし・ふじばかま・ききょう(古名、あさがお)。


秋の七草を宗全籠にいれていける

七種いけは茶花としても生けられますね。


春の七草は食することができますが秋は

愛でる七草です。