身体が教えてくれていること

身体に不調を感じるのは

健康である証拠ですが、

多くの人は

その不調を悪いものだと判断します。

人生に苦楽があるように

身体も同じようにそれを反映します。

不具合がある度に

何かが間違っているとか悪いとか

自分に対して厳しく見る行為こそが

不健康への道です。

特に原因不明の不調となると

人は大きな不安を抱くでしょう。

原因がわかることで安心するのは

ほんの一瞬で

結局は対処療法するしか選択がないと

思われがちです。

私のもとにご相談に来る方は

「特に問題がない」という診断のもと

余計に困惑されている場合がほとんどです。

原因がわかってもわからなくても

それはあまり重要ではありません。

結局は自分の声、

身体の反応だけが自分にとっての正解です。

そこで身体が教えてくれていることは

特に不調の場合、

人生で「止まれ！」のサインは確実です。

人生のどこかにある

長い間目を背けてきた問題や

抑圧してきた感情が明るみになっているだけです。

常識的な方法を実践しても

あまり変わらないのはそのためで、

一度立ち止まって自分と人生に対して

どこかに偽りがないかを見破らないといけない。

本当はこうしたいという想い、

もうやめたいという気持ち、

手放したいアレコレがあるはずなんです。

それを抱え込んで

自分を偽ってきた分身体はその意味を

確実に教えてくれています。

なので、

特別なことをしなくても

自分に正直になり認めたら

その不調は自然と解放していきます。

身体は人生の反映であり

とてもわかりやすいメッセージです。

Hatsumi/Bodymaster