『W旦那+(プラス)』 三代目妄想劇場 番外編①(言葉)
隆二「臣、OK?」
臣「いーよ」
隆二「たっくんもおけ?」
隆臣「おけよ✊😠」
臣と隆臣が並んでソファーに座り、隆二が前で胡座をかいてハンディカメラを持っている。
入園に備えて、隆臣がどれくらい言葉を覚えたか記録に残そうとしている。
隆二「まぁ、ほとんどは俺たちの趣味…」
臣「後で鬼リピしてニヤニヤ…だろ?」
隆二「そんなとこだね」
舌足らずで可愛い幼児語が聞けるのもあと何年だろう。
隆臣と同い年の陽翔を見ていると、そう遠くない未来にすらすらと言葉を話すようになるんじゃないか…なんて考えたら、嬉しくもあり、寂しくもある。
どこの親も思いは共通だろう。
隆二「じゃあたっくんいくよ!お名前教えて下さい」
隆臣「としゃか…たぁくんでしゅ✋」
隆二「へへへ」
臣「名字は俺のでいーの?」
隆二「別に、それでいいんじゃない」
隆二「じゃあ、坊やいくつですか?」
隆臣「しゃんしゃい✌」
隆二「手が2歳になってるよ 笑」
臣が見本を見せた。
臣「…大人でも3本指立てるの結構ムズいな」
隆二もやってみる。
隆二「俺できるよ」
隆臣「パーパしゅごいね✨とーしゃん」
隆臣が臣の首に抱きついて甘える。
臣「ピアノ弾けるから指もよく動くんだよ、きっと」
隆二「たっくんにもピアノ習わせようかな?」
臣「まだ保育園にも入ってないのに…気が早いな 笑」
臣「隆臣、パパがピアノしないかって」
隆臣「たぁくん、パンマンのお仕事があるからダメよ」
隆二「あっさり却下されちゃった💦」
臣「パンマンのお仕事ってなんだろな 笑」
隆二「じゃあたっくんいい?」
臣「ほら!パパの方に真っ直ぐ向いて」
隆臣「あい!パーパどーぞ🎵」
隆二「パーパが言ったのと同じこと言ってね」
隆臣「いーよ」
隆二「じゃあ、犬」
隆臣「ワンワン🐶」
隆二「猫」
隆臣「ニャーにゃ😻」
隆二「象さん」
隆臣「ぞうしゃーん」
隆二「アンパンマン」
隆臣「パンマン!」
隆二「リンゴ」
隆臣「あぽー!」
臣「アハハ💦」
隆二「リンゴだけ英語なんだよね 笑」
つづく
『新生』に入る前の番外編です。
いつもご愛読ありがとうございます。