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右寄りに生きる

はじめてのお遣いという児童虐待

2019.01.08 01:15

昨日の夜、はじめてのお遣いという番組があった。

家族で、見ていた。

嫁は、頑張っている子供を見て泣いていた。

6歳と4歳の子供も、何を思っているか分からないが、よく見ていた。

最初は、俺も面白く見ていたが、だんだん見るに堪えないものになってきた。


まず、5歳の男の子がおさかなを魚屋にもっていきお刺身にしてもらう。

というものであった。

途中で、発砲スチロール箱の紐がほどけて、

魚を歩道に、散らばしてしまう。というトラブルが起こる。

男の子はパニックになり、ぬるぬるする魚を触れず、

棒でつついたり、いろいろ試行錯誤して、

やっとの思いで箱に魚を戻した。


そしてしばらく行くと、また紐がほどけるトラブルが起こる。

完全にやらせである。

大人による、子供いじめである。

男の子は、もう泣きそうな顔で、必死になってまた箱に戻した。


そのあともいろいろなトラブルが有り、何とか家にたどりついた。


その男の子は、途中でたんぽぽの花を摘んでいて、

それを母親へのプレゼントにした。


何とも心の優しい男の子である。


そんな、他人思いの心の優しい男の子を、その母親は子供を地獄に突き落としたのである。



まるで感動する話のようにテレビは演出していた。


そして、その男の子の9年後という映像が流れ始めた。

なんと、9年前の映像だったのである。


そして9年後は大きく育ち、立派になった。みたいな事を言いながら、

魚釣りをする様子をテレビがとらえ、

そして魚を釣ったけど、魚を触れないその男の子を、

茶化しながら、面白いようにテレビは伝えている。


まったく笑えない。

昔の魚でのトラブルが、その男の子のトラウマになってしまったのである。


魚を触るとあの時の絶望がよみがえって来るから触れないのである。




そして最後に、森三中の村上の娘(たぶん6歳くらい)の番になったら、

子供があまりにも可哀そうで虐待にしか見えなくなってきた。


話の流れはこうである。

そのお遣いの当日、村上は娘と、夜に森三中のメンバーを呼んで、

パーティーをするのに料理を作ってみんなをまとう!

と約束する。


料理をしていくうちに、村上が、油揚げが無い事に気付く、

そして娘に、油揚げを近くの豆腐屋さんまで買いに行くようにいう。

そうすると、以外にもあっさりといいよ、と娘がいう。


そして、楽しそうに、豆腐屋に行き、油揚げを買ってくる。

その時、娘は『油揚げを3個ください』と言ったが、

豆腐屋さんが、サービスで4枚入れてくれていた。


そして家に帰り、村上に油揚げを見せると、

『なんで、4枚買って来たの!!』と娘を攻めたのである。

あまりのも、可哀そうである。


そして、また料理を進めると、

今度は、ローストビーフとピーマンが無い事に気付き、

また娘に買ってくるように言いつける。


娘は、嫌がっていたが、村上は娘を無理やり説得して、

買いに行かせることにした。


ローストビーフと、ピーマンを買いに行く途中、

豆腐屋に寄り、『3個って言ったのになんで4個入れたの?』と

豆腐屋にクレームを言ったが、豆腐屋は、

『サービスで入れたんだ』と子供では理解できない回答を言うだけだった。

娘は、納得できないが豆腐屋を後にした。


そして、ローストビーフ屋に行き、ローストビーフを買う事は出来たが、

その後、あまりにも寂しくなり、ピーマンは買いに行けず、

ローストビーフだけを持って家に帰ってしまった。


そして、家に帰ってそのことを、報告すると、

『ピーマンを買ってきて』と村上は言った。

娘は、買いに行くことを極端に拒んだ。

『買いに行かないのであれば、パーティーは出来ない』と言った。

娘には、選択肢を与えているようで、与えていない。

完全に脅迫である。


それは恐ろしい光景である。

自分は、子供にこんな事は言えない。


娘が、『お風呂入れるかな?お風呂見てくる』と突然変な事を言いだした。


それを、テレビでは、まるでカワイイみたいに、コメントした。


まったくカワイイ光景ではない。

娘は、あまりにも辛い選択を迫られたので、

まったっく関係ない事を言い出したのである。

子供の心理状態を考えれば、すぐにわかる事である。

この時の、子供の心理状態は絶望である。

助けてほしい母親が、子供を見放した。

と、子供は受け取っているのである。


そして、無理やりピーマンを買いに行かされることになった。


もうテレビを見ているのが、辛かった。


そして、ピーマンを買いに小さな八百屋に行くと、

その八百屋には、ピーマンが置いていないと言う。

八百屋が『もう少し先に、大きな八百屋があるからそこで売っているよ』という。


完全にテレビ側の演出である。


もう娘の心理は崩壊しているであろう。


ピーマンを買って帰らないと、母親をがっかりさせてしまう。


この、心理状態はかなり危険である。

子供の心に大きな傷を残す事であろう。


そして、大きな八百屋まで行き、

無事にピーマンを買って帰った。

立派な娘である。



もう娘は、一人で買い物にはしばらく行かないであろう。



昔は、この番組を楽しく見ていたが、

見識を深めてくると、見方が変わってくる。


これを見終わったあと、嫁に、

『うちの子には、こんな事は絶対にさせない。』と俺は言った。