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古本屋ブックスパーチ | 鹿児島の古書店 | 古本の買取承ります

2024年9月16日(月)

2024.09.17 02:31

2024年9月16日(月)曇り


1ヶ月ほどぶりの日誌。

いろいろ書くべきことはあったのだが、書く気力がなく断念…。まあ仕方ない。

一昨日がなかなかに忙しく、その疲れが取れないまま、朝は遅い立ち上がり。ギリギリの開店になる。

三連休でその最終日ともなればそう来客は来まいとたかを括って悠長に昼飯のパンをゆっくり頬張っていたら来客あり。

読書会にご関心あるようでどういった人が参加するのかなど雰囲気を聞かれた。

毎回参加者が異なり雰囲気は違うので、この手の質問は答えにくい…。

しかし、事前に雰囲気を知りたいという気持ちを理解できないわけではない。

その都度、詳細にレポを書いたりまではできないけど、ここの間を繋ぐ何かができないかについては考えたいところ。

今日はお客さん全然こなさそうだと思っていたけども、それなりに来てくださったのと、それなりに本を買ってくださる方が多い。

最近は100円の均一本しか売れない日々だったので励まされる。

夕方に学生をされている常連さんが来られてしばしおしゃべり。映画の話になる。

その方は気になった映画は見るタイプなのだが、周囲の学生さんはどうもそうではないらしい。

若い方は、映画は金額が高いし時間も長いので見ないし、費やす時間も短くて分かりやすいものを好む傾向があるとのこと。

これは僕の解釈だけれども、価値があるのかどうか分からないものに投資はしないという話になるのだろうか?

僕は貧乏性なのでわけの分からない作品に出会った方がそれについて考える時間が長くなるので「得だ」と思っているし、そういう観点からは「古本」ほどコスパの良いものはないと考えている。

ただ、わけの分からないものに時間を費やすというのは一種の「賭け」なのかもしれないとも思う。

投資という言葉にすでに含まれているのは、もはや約束された価値のことであり、そこに賭けはないのだろう。

兎にも角にも、読んだり見たりしてみて、予想以上に良い作品だったらまあ得をしたと思うし、

思っていたほど良くなくても作品を見たからには自分なりの価値づけをしておきたいと思うのだが、

たぶんこれは貧乏性だからこそなせる技なのかもしれない。

しかし、常連さんと話をしている時に、若い方は映画館には行かずにアマプラで映画を見るのかなと思っていたのだが、どうやらそもそもアマプラに入っていないらしい。

まあ考えてみればクレジットカードが必要だしハードルが高いのかもしれない。

でもそうなるとますます映画離れは増すだろうな。

よその業界の心配をしている場合ではないのだが…