「宇田川源流」【現代陰謀説】 陰謀から戦争に代わる「準備段階」
「宇田川源流」【現代陰謀説】 陰謀から戦争に代わる「準備段階」
毎週金曜日は「現代陰謀説」をお届けしている。一般の陰謀論を話すのではない。日本における一般の陰謀論は、「陰謀だから」と言って、そのまま思考停止をしてしまう。ユダヤとかイルミナティとか、ディープステートとか、そのような話をしているが、基本的に何が目的で何をしているのか、本体が誰なにかも全くわからない具体性のない話である。そしてそのような話は、基本的に「何か事件があった時の後講釈」であり、なおかつ、「その陰謀を仕掛けた人との間で交渉も対抗もできない」という不思議な内容である。まさに子供のころに見た「悪の組織」である「悪を行うことが目的であるかのような組織」出しかない人々の話で、そのまま「陰謀だということによってそのまま思考停止」をしてしまう話である。
そのような陰謀論を話していると、人格を疑われる。
しかし、そのような荒唐無稽なものではなく、陰謀は実際に存在する。その「実際に存在する陰謀」をしっかりと見て、どの様にその内容を防げるのかということを解析してゆくということが重要なのではないか。
さて、今回の陰謀の主体は「中国」である。
そもそも「陰謀」を仕掛けたのちには、基本的には「戦争」がある。もちろん、戦争を避けるための陰謀も存在する。戦争は、戦争を仕掛ける方の国にもさまざまな負担を強いることになる。また、国力に差があっても、その差がそのまま「戦争の勝敗」に結びつくということではない。現在のロシアとウクライナの内容を見てみれば、何も説明などを必要としないのではないか。
基本的に「陰謀」は、「相手国に対して影響力を行使し、自国の目的に有利に動くように工作する」事を指すのであり、そのことは必ずしも戦争に直結しない。実際に「戦争をしなければならない状況を、陰謀で忌避した」という例は2014年のクリミア半島問題の時にろ紙があ「ハイブリッド戦略」という事を使って行っている当然に、その「ハイブリッド戦略」の軍事ではないところ、つまり民意の誘導というのは、まさに陰謀の中の一つであるといえる。そしてそのことが2014年にロシアとウクライナが全面戦争にならなかった理由であるといえる。
一方、通常は戦争に直結する内容ということになる。その戦争でも軍の消耗を少なくするために、相手国を弱体化させておくということがある。そのように弱体化させてから戦争をするということになる。しかし、まずそのように「弱体化」のまえに「相手を研究する」ということが重要になる。
<参考記事>
中国「琉球研究センター」設立へ 大連海事大学が準備、日本けん制
9/12(木) 共同通信
https://news.yahoo.co.jp/articles/abfb092205449a10f09409d17b8a55fecb0ea2a9
<以上参考記事>
中国が「琉球研究センター」を大連海事大学の中で作った。
まずこの研究センターの前に、そもそも中国では2021年に論文が発表されていることを先に見なければならない。それは中国共産党の中で配布された論文ということであり、私も現物を見たことはないのであるが、複数の関係者の証言によって確認されている。その内容は、簡単に一言で結論だけを言えば、「日本の沖縄県は、本来琉球王国であり、古来の日本の革新的な領土ではなく日本が不法に占拠した領土である。もともと、琉球王国は中国に朝貢していいた駐豪の領土であり、日本から取り戻すことこそ正義である」という内容の論文である。この論文を出したのは、王滬寧常務委員といわれている。
中国共産党はこの論文に従って、共産党は行動を射ていると考えておかしくはない。つまり、その内容は「日本と戦争をしても、沖縄県を奪いに来る」ということを意味している。
日本人の多くは「国際法に従って誰かが解決される」というようなことを考えるのであろう。そのうえ「正義は勝つ」と勝手に考えている人が少なくないのであるが、残念ながら「正義が勝つ」のではなく「強いものが勝つ」のである。日本人のこのような「甘え」「平和ボケ」はどうにもならない。
その間に、その「平和ボケ」を利用してうまく交錯している。沖縄には中国の影響が非常に大きくありなおかつ琉球独立の内容をしているのであり、なおかつ米軍基地を追い出すことを、立憲民主党の人々やデニー知事などを中心に行っている。
そのようなことが、まさにその内容を研究しているということにンあるう。中国派そのうち尖閣諸島と同様に「琉球は中国の革新的利益」などということを言い、そのうち占領を目指すことになる。沖縄と現在の台湾が同じようになってくるのではないか。それだけではなく、現在のロシアのウクライナ侵攻と同様に、「琉球独立を目指す勢力を支援する」ということから、当然のように攻めてくる可能性があると言ことになる。
同時に「朝貢」という言葉浸かっていることを見れば、「日本全体が邪馬台国の時代から遣唐使の時代まで朝貢貿易を行っていた」という事実がある。同じ論理から考えれば、「日本の王朝は当時と変わっていないから、日本は、中国の従属国である」ということを言って日本の占領も主張するに違いない。
まさに「琉球を研究する」ということは、まさに、日本との戦争を視野に入れたということになるのである。そのことは、まさにその内容を事前に知り、そして研究室を見てその内容を先んじるべきではないか。