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比治山大学 子ども発達 教育学科plus

「少人数・複式学級の子ども達」のために研究しています。(複式教育の研修)

2019.01.08 03:27

 「複式学級(ふくしきがっきゅう)」とは、児童数が少ない場合、2つ以上の学年の子ども達が一緒に学習や生活を過ごす学級です。現在も全国には多くの複式学級があります。

  一人の先生が、2つの学年の授業を同時に行います。 

 ゼミでは、複式学級の授業の方法の開発も行っています。 


 今回は、広島大学附属東雲小学校でのゼミ生の実地研究の様子を紹介します。 

 東雲小学校には、複式学級があります。低学年組(1・2年)、中学年組(3・4年)、高学年組(5・6年)です。 

 複式学級の授業方法を公開し、先生方とよりよい方法について研究されます。4年生のゼミ生も参加しました。 


1 実際の複式学級の授業を参観しました。 

  2つの学年(3年生と4年生)の授業を一人の先生が同時に進めています。 

こちらは4年生の児童です。


教室の左側は3年生。先生がいないのに、子ども達だけで学習を行っています。


先生が3年生の方に行った後は、4年生だけで授業を進めています。すごい!!


2 複式授業の方法についての協議に参加しました。

   沖縄から、北海道までの全国の複式学級関係の先生方が集まってよりよい授業方法を討論します。 

 実際に指導されている先生方の中に入って、複式学級の指導の仕方について話し合います。現場の先生方のお話はとても貴重です。


3 大学に戻ってよりよい複式授業の方法について研究を進めます。

 現在、ゼミ生はよりよい複式学級の授業の方法について研究中です。もうすぐ、自分の考えた方法を学校の先生方に提案する予定です。(難しい……でも楽しい!!)