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パンチドランカーとは慢性外傷性脳症

2019.01.08 04:24


どうもこんにちは。阿加井秀樹です。


パンチドランカーというと、その名前からボクシングで殴られ過ぎると起こるボクサーの職業病といったイメージがありますが、パンチドランカーは脳しんとうを繰り返すことによって慢性外傷性脳症が起こることです。



そのため、アメリカンフットボールやアイスホッケー、ラグビー、サッカーなどありとあらゆるスポーツでパンチドランカーになるリスクがあります。

アメリカではアメリカンフットボールから発した脳しんとう問題がスポーツ業界全体の問題にもなっており、NFLを引退した選手の死亡原因を探る映画も制作されているくらいです。


脳は、慢性外傷性脳症にならないまでも、回復しないままに衝撃を受けるとセカンドインパクト症候群が起こり、後遺症が残るような重大な障害を脳に与えることがあります。


ニューヨークの病院でプロボクサーの脳を調べたところ、10人中、脳が正常だったのは1人だけだったという調査結果もある通り、ボクシングではいかにパンチドランカーにならないようにするかが、大事なことといえるでしょう。



日本では海外の選手よりも練習で激しいスパーリングをするといわれており、試合よりも練習中のスパーリングによって脳にダメージを受けていることも示唆されています。



ではまた。

阿加井秀樹