みなさまおはこんばんちは☆

藤本表具店ブログ担当のｋです。

みなさまお待ちかねの！！！

（いや、誰も待ってねーよ、とのツッコミはナシでお願いします）

遠距離介護のコーナー、ｋの一人語りコーナーです。
興味ないかたはスルーしてくださると助かります☆

私は隔週一週間泊まり込みで母の介助のため、熊本の八代にいっています。

泣いたり笑ったり悲しくなったり怒ったり

色んな事がありますが

なんとか頑張っています。

いまでちょうどこの生活になりまる一年がたちました。

一度も欠かさず、一度も休まずに行くことが出来ました。

現在は日曜の１６時に出て次の日曜の夕方に帰ってくる、というのが常です。

まるまる一週間です。はっきりいってぼろぼろです（笑）

暖かい目で見守ってくれて送り出してくれる店主には本当に感謝です。

この一年のあいだ、

私は母の認知症を少しでも知るために

鳥栖の認知症カフェにいったり

勉強会に参加したり

認知症介助士の通信教育で勉強したり

介護士の初任者研修の講座の学校に通ったり

実務者研修に通ったりしつつ

認知症になってからなかなか笑ってくれない母を楽しませるべく

私なりに頑張って走った一年でした。

余裕は全くありませんでした。

金銭的にも、精神的にも、体力的にも。

ただただ、

隔週で一週間八代に来るよという

認知症の母との約束を守るため、自分の行動をそれにあわせて動いてきました。

当初、一年分の八代にいくスケジュールをｉＰｈｏｎｅにいれましたが

いつのまにか、次のスケジュールをいれるころになりました。

八代の母の主治医にも

一年前の当初

「いつまでもずっとは、こうやっては来れないでしょ」と言われていたけど

「いいえ、１０年先でもこうやってきます。母より先には死にません。」

と言い切ったものですが。

鳥栖での休息期間（精神休める期間）があるからもったようなもので

同居だったら今のように母に優しく接することは多分できなかったと

一年たった今でも思います。

それくらい、認知症の介護、介助というものは、身内では、厳しいものがあります。

全くの無報酬どころかこちらが出す事も多く、精神的ダメージ、言葉の暴力、とっぴもない行動ｅｔｃ

それでも身内、家族が親の介護を出来るのは

ただただひとえに、愛情があるから。

に尽きます。

この愛情さえ、

介護や介助でぼろぼろに傷つくと、残りかすになったりなくなったりします。

私も何度も、「こいつ、施設に入れたろか！」（注意＊関西生活が長かったため、私は関西弁です）

と思うことありますが

少し時間がたつと穏やかになっていたり、正常になっている母を見たり話したりすると

「まだまだ大丈夫。まだまだ頑張ろう。」と思えます。その繰り返しです。

ドクターには二月ごろからほぼ毎月、入院をすすめられている状態です。（汗）

私本人の頑張りだけでは、この生活は長くないですが

本人も、認知症ながら、頑張ってデイケアに通っていますし

訪問看護さまに私がいない週には三回、ヘルパーさんにも一回はいっていただき

なんとか

自分のいない週には一日に一度、デイケアや訪問介護やヘルパーさん、など

なにかしらの行事をいれることにより

母の「なんとか一人暮らし」を保っている状況です。

綱渡りのような。そんな感じですけど。

ケアマネさんやヘルパーさん、訪問看護さまには本当に感謝しています。

そんな母を喜ばせるため、五月末にいった関西旅行の帰りに

疲れから彼女は帯状疱疹を発症してしまいまして

６月１日に発症し、則病院に連れていったものの

あれから約４か月、痛みやかゆみは、激しいものはおさまっているものの

まだまだ彼女を苦しめているようで

私も頭の痛いところです。

帯状疱疹は帯状疱疹でも、彼女の場合、

一番女性ならできたくない、顔にできてしまったので

その傷を直すために

色々調べた結果、温泉が効くとのことで

私が八代にいる一週間は毎日、夕方に

八代の日奈久温泉「ばんぺいゆ」に母を連れていくようになって３か月半ほど。

この日曜の９月１５日に

日奈久の「十五夜綱引き」が開催されましたので

母と一緒に温泉の前で様子を見ることが出来ました☆

くまもんと足湯

くまもんと一緒に足湯をしながら時間まで待つことに☆

八代にいる間は毎日通っているのに

この足湯にはいったのは今回が初めてでした☆

ちょっとぬるめでしたが

いいお湯でしたよ♪

ばんぺいゆ前に用意された

「十五夜綱引き」の綱や

神事用の準備。

提灯も出てます。

このように看板が出ていました。

開催は１９時から神事

１９時半からひきまわし

２０時から綱引き

というスケジュールでしたが

少し小雨もぱらついていたものの

ゆっくり見させていただきました。

綱のひきまわし☆

この綱を持って、

町を駆けていっておられましたよ。

大変足の速いかたばかりでした♪

ばんぺいゆ

とてもムーディな、レトロな温泉です。

母の帯状疱疹の傷跡、

こちらの温泉に通って、殆ど消えましたよ。

（傷みやかゆみはまだ残っていますが

まだまだ通います。温泉の効果を期待しています）

常連さまがたもとても優しい方が多く、

こんなよそものの自分にも暖かく声をかけてくださいます。

ありがたいです。

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～帯状疱疹について～

帯状疱疹の傷みやかゆみ

そしてできたときの傷跡

いろんなことに悩まれる方がおられると思いますので

あくまでも母の場合を治療と経緯を体験してきた結果のこと（まだ経過中でもありますが）

を、少し書きますと

温泉にいく許可がドクターから降りたら

いったほうがいいと思います。

そして、「素晴らしい温泉」でなくとも

一番近くて自分にとって費用面や交通面など回数が行きやすい温泉に、

できるだけ回数通うこと、をお勧めします。

帯状疱疹になるまでは

温泉好きな母を連れて行くのは

私がいる一週間のうち一度か多くて二度、熊本にある「水春」という素敵なお気に入りの温泉に高速道路を使って行ってました。

入場料、高速代こみで一回約４０００円ほど。（岩盤浴を含めた入浴料二人分。往復高速料金こみ）

ごはんたべたり、マッサージなどしたりしたら軽く５０００円は超えます。

が、

八代の日奈久のばんぺいゆ、ですと

入浴料620円、ロッカー大２０円。（二人分）

熊本の温泉の一回分が、日奈久の約一週間分の料金なのでこちらに変えようと思い、母を誘ってばんぺいゆにはじめていったのが６月の下旬頃。やっとドクターから温泉の許可が出た、頃です。

ここなら、高速を使わずに行けるし、母のデイなどがある日でも、夕方からでも行ける☆

そこから、私が八代にいく週は毎日、欠かさず、一日の用事が終わったら

日奈久のばんぺいゆさんに、母と一緒に行くのです。

熊本の温泉ほど、薬湯や、ジェットバスなどはなにもないけれど

温泉と水風呂があるので

母に、温泉と水風呂に交互に入って、

「皮膚が生まれ変わりますように、って言いながら入るんだよ。そしたら傷あともよくなっていくから」

と、毎回毎回入るたびにいって

温泉と水風呂を根気よく続けた結果。

↑帯状疱疹発症直後↑

激痛に眠れずに何度も起きては痛み止めを飲み

朝から晩まで痛い痛いといい

デイケアを全て休み

イベントごとも全て休み

外出もせず

引きこもったのが約２週間ほど。

この間の外出は、帯状疱疹の皮膚科と、

顔の目の上にできているため、失明の危険性もあるというので

皮膚科から指示のあった眼科のみでした。

もちろん温泉にもいきませんでした。

↑帯状疱疹発症直後↑

私はただただ、ネットにある、帯状疱疹のよくなる方法を調べまくっていました。

母の帯状疱疹をよくするために

毎日皮膚科に連れていき、光を当て、夜は、私が薬をつけ、ガーゼで手当てをしていました。一日に数回、ガーゼは交換していました。

最初のうちは眼帯もしていました。

↑帯状疱疹発症約３週間後↑

毎日薬をつけ、ガーゼをあて、こまめに病院にもいったおかげで、

水泡が消えました。

が、跡形がまだ残っています。

彼女はとてもお洒落さんなので、顔の傷はとても気にすると思い

なんとか顔の傷を消してあげたくて

効く方法、出来る方法を探した結果、温泉ならできると思い

ドクターの許可が出た、発症３週間後から

毎日、八代の日奈久温泉に通うことにしました。

↑帯状疱疹後約３か月↑

傷のしみも、完璧ではないですが、ほぼとれかけています。

一週間ごとに行くたびに

傷が良くなっていくので

私もすごく嬉しかったです。

↑帯状疱疹約3か月半現在↑

皮膚科の先生は、

傷みとかゆみは数か月から何年もかかる人もいて個人差があるからと

傷みとかゆみに重点を置いておられました。

「まあ傷跡は残ってもいいんだけど、傷みが・・・かゆみが・・」

と何度もおっしゃっておられたので（多分高齢だからだと思います）

傷跡は、私は自分で直してあげるしかないと思ったものです。

看護師さんも、あとは自然治癒力だけど、とにかく高齢なので、時間がかかると思いますね・・・みたいな感じでした。

私は、傷みもかゆみも勿論なおさなきゃ、だったけども

第一に顔の傷跡を直してあげたかったのです。高齢であれ、女性ですし。

この方法が良かったのかどうかはわからないけど

なんとか随分よくなりまして☆

このように、母もカラオケ喫茶にもこれるほどに回復しました。

根気よく、毎日通ったことと、温泉と水風呂の交互入浴、そして顔にたっぷり温泉と水風呂で新陳代謝を促したことが良かったと思います。

８４歳の母に、どれほどまでに新陳代謝能力があるかは不明でしたが

とにかく直してあげたかったので

ここまで傷が治ったのは良かったです。

あとはまだまだ残る傷みとかゆみ（もちろん当初ほどではないです。だいぶ落ち着いていますが、それでもまだ残ってます）

を後遺症を残さないためにも、温泉療法は続けていこうと思っています。

痛み止め（カロナール）を朝、晩の二回。そしてランダムに痛いときに１．２回。

かゆみ止めを朝、晩の二回。

傷跡用の塗り薬を朝、晩の二回。

これらを毎日ずっとやってきてプラス、温泉に毎日連れて行ったこと、（一回約２時間から３時間）

が、早く治った要因かなと思います。

もしも、帯状疱疹に悩んでおられる方がおられましたら

参考になれば幸いです。

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帯状疱疹経過観察の途中ですが

ワクチン、是非打ったほうがいいです☆

こんなに痛いなら

そして顔にでもできて

あとでも残ったら若い方なら本当に大変です。

公費で補助金が出る地域もありますので

補助金が出るかどうか、役場のホームページに載ってますから

お住まいの場所で補助金出るなら是非、打たれたほうがいいですよ☆

残念ながら鳥栖市は出ませんので出るようになるまで私は待ちます汗

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これからも

泣き笑いを繰り返しながら

母をフォローして生きていけたらと思っています。

認知症の方の介助や介護、

本当に大変なのは

私もよくよく知っていますので

愚痴や語らいなどあれば

是非珈琲でも飲みながら

介護や認知症の話の出来る方とお話してみたいなと思います。

お友達は常に募集中です☆

また愚痴など書いちゃうかもしれませんが

その時は大目に見てくださいね（笑）

ではでは

♪

今日は

ｋの一人語りコーナーでした☆

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