地球の鼓動
今日は中秋の名月だそうです。
今夜は空を見上げて、宇宙を感じる方も多いかもしれませんね。
「シューマン共振(共鳴)」という現象についてお聞きになったことがありますか?
地球の鼓動とか、地球の呼吸などと呼ぶ人もいます。
1952年にドイツのシューマン教授によって理論的に予測されたことから、その名前が付いています。
大気の上の方には、電子密度が大きくて電波を反射する「電離層」というところがあります。
その電離層と地表との間を駆け巡る電磁波が共振を起こす現象のことです。
雷などで発生した電磁波のうち、周波数の高いものは早く消えてしまいます。
周波数の低いものはなかなか減衰しない特徴があって、中でも地球を巡る長さと電磁波の長さの条件が合うと共振して、いつまでもその波が残ります。
7.83Hz(一次)、14.1Hz(二次)、20.3Hz(三次)、・・・といくつもの周波数が、常に共振を続けているのだそうです。
地球が脈打っているような・・・まさに地球の鼓動。
そしてこの現象は、人の脳に関係しているといわれます。
私たちは、地球とリンクして生きているのですね。
興味深いことに、一次共振の7.83Hzは、リラックス時の脳波=α波と同じくらいです。
α波はストレスを鎮め、免疫力を高める効果が期待されます。
集中力が研ぎ澄まされているときにもα波が出ることから、脳の活性化にも関わります。
地球のリズムと合った暮らしが如何に大切かを感じます。
シューマン共振は、太陽風や雷など様々な要因で常に変化しています。
大きく揺らぐと、通信が乱れたり、電化製品が壊れたり、時には不調として感じる方もいるそうです。
自分の住む地球の振動と無縁で居られるはずありませんが、そういうこともあるのだなぁと知った上で、右往左往し過ぎずに暮らせる強さを持ちたいと思います。
自分という自然を整えることも、地球を守ることに通じる大切なこと。
そう信じて、ケアをし、お伝えしています。