【出場者インタビュー】趣味が高じて大会出場?!偶然の出会いが個性溢れるチームに
小野 公由樹 さん:第13回大会2nd Prise(準優勝)。出場当時、神戸市外国語大学英米学科4年生。昆虫食×健康というテーマで昆虫由来のプロテインバーとピラティスを掛け合わせたビジネスを提案。
留学で得た英語力とマーケの知識を活かせるチャンス
元々起業などのビジネスに興味があり、2022年度の第12回大会にも参加したのですが、惜しくも決勝進出は叶いませんでした。その後、イギリスに休学留学し、ビジネスやマーケティングについて勉強しました。この経験で得た英語力とマーケティングの知識をアウトプットする場を求めていたところ、MCJが最適であると感じ再出場を決めました。
説明会で個性豊かなメンバーとの偶然の出会い
神戸市外国語大学での大会説明会で女子2人組に声をかけてもらい、一緒に出場することになりました。偶然にも彼女たちは起業経験者だったため、非常に心強かったです。ただ、3人とも主張が強いタイプで意見がまとまるのに時間がかかることもあり、知り合いの穏やかな性格の留学経験者に声をかけ、調整役の役割で参加してもらいました。こうして起業経験者のビジネスに強い2人と留学経験者の英語が得意な2人というバランスの良いチームを作ることができました。
ぶつかり合いながら得たチームをまとめる力
まず準備期間について、楽しかったのは各々の描くビジネスプランを出すステップです。MCJではプラン案が最終結果の7.5割を占めると思っています。このプラン案を練るにあたって各メンバーから様々なアイデアが出てくるのが面白く、刺激にもなりました。MCJでは現実性よりもインパクトのある案が評価されやすいのかなというのが個人的な意見で、その理想的で非現実的な案をビジネスに落としこむ起業経験者ならではの見方を、起業経験のある2人とのワークを通して学びました。反対に苦労したのは、意見をまとめることです。大会以前は自分が人をまとめることにイメージが湧かず、リーダー的役割を避けてきました。しかし、「このまま社会に出たら周りに競り負けてしまうのでは」という不安があったため、この機会にリーダーに挑戦してみることにしました。それまでリーダーのhow to本を読んだことはありましたが、実際にやってみるとメンバーの性格や、英語組2人と起業組2人での分業によるコミュニケーションエラーにより、リーダーの難しさを感じる場面が多々ありました。俯瞰した視点を持ち、各々の強みを活かしながら適材適所にタスクを振る能力は、この経験から得られた力だと思っています。
第13回大会への応募を考えている人へメッセージ
私がMCJをおすすめする理由は2つあります。1つ目は、ノーリスクでビジネスの立案に挑戦して、プロからのフィードバックを受けられる点です。これは起業を考えている人にとって非常に貴重な機会だと思います。2つ目は、ビジネスやマーケティングの知識が不足していても英語という武器をもって戦える点です。日本語のプレゼンと英語のプレゼンとでは重視すべきポイントが変わってきます。また、プランに深みが足りなかったとしても、英語のスクリプトに注力して深みを出せば、勝機が見出せると思います。
チームでの英語×マーケティングのプレゼン大会ということで、エピソードとして掴みも良いのでガクチカが欲しい方にもおすすめです!!