若者発!まちプロ レポート【2】
今年も「若者発!まちプロ」で、大学生インターン2名を受け入れました。
「若者発!まちプロ」とは、岡山県生涯学習センターとOEN(岡山県協力隊ネットワーク)主催のプログラムで、大学生が県内の地域おこしの現場を体験するというものです。
今年のまなびとでのテーマは「地域おこしとはなにか?」
昨今、トレンドワードのようになっている「地域おこし」について改めて考えてもらいました。
参加した学生の体験談をぜひご一読ください。
---------------------------------
今回、このまちプロに参加させていただいた、岡山理科大学2年の持留 幸太(もちどめ こうだい)です。この活動に参加した目的として、積極性や状況を俯瞰する力の向上、地域を拠点に活動している方々の姿勢を参考にしたいという思いが挙げられます。
今回の活動で印象的だったものは、地域で活動されている方々の、地域おこしに対する考え方です。講師陣とのお話の中で挙がった、地域の経済や文化の活性化・発展に貢献するのではなく、地域に暮らしている人々が"暮らしやすい"地域を残し続けていくという考え方で活動をされているということに、非常に感銘を受けました。暮らしの豊かさを向上させることで、地域が賑わっていくのだと思います。また、人とのつながりの重要性も再確認することができました。地域の方々が気さくに関わってくださったおかげで、自身の活動に関係する分野とは異なる分野の方々と多く関わることができ、自分の活動の意義などを新しい視点から考えることができたため、非常に有意義な時間になりました。
これからは、この活動を通して得た積極性や状況を客観的に分析する力、コミュニケーション能力を活かして、地域の方々を対象とした生物の多様性や現状を伝える活動を続けていきたいと考えています。オオサンショウウオをはじめとした貴重な生き物に関する知識を通して、人と関わり続けていきたいです。