17. 「メッセージ」・「礼拝説教」って何ですか? 【礼拝プログラム解説】
2024.09.19 07:13
説教は、聖書のメッセージを人々に解き明かして、神様のみこころ(ご計画・目的・ご意志)を伝えるものです。
説教はその内容や性格、目的に従って、様々な種類があります。例えば「伝道説教」は、クリスチャンにはまだなっていない方々を、キリストの救いへと招きたいという目的があり、「牧会説教」は信徒の信仰の養いを目的としています。他にもクリスマス・イースターなど教会暦に基づく説教や、葬儀説教・結婚式での説教、教会学校でのメッセージ等もあります。
他にも、聖書からどのように語るのかという点で、以下の3つの種類に分けることができます。
① 聖句が短く、インパクトのある「テキスト説教」
:聖書のごく短い1,2節をテキストとして取り上げ、そのテキストの各部分に即応していくようにとチャレンジが与えられる。
② 聖書の世界に深く分け入る「講解説教」
:聖書の比較的長いひとまとまりの章節が取り上げられ、文脈の流れにそって語られる。同じ書(例えば「創世記」など)が最初から最後まで、順番にひも解かれていくものを連続講解説教と言う。
③ テーマに導かれる「主題説教」
:ある決まった主題が説教の中心となり語られるもの。例えば「主の祈り」や「使徒信条」の一節一節が、聖書テキストに基づいて解き明かされたり、聖書の登場人物の歩みをたどりながら、私たちの信仰生活を見つめ直す「人物説教」などがあります。