補い合える社会へ
こんばんは。
夕方から急に雪が降り始め、今はもう積もり積もっている阿賀町公営塾 黎明学舎です。
さて、みなさんには出来ることがどのぐらいありますか?
逆に、出来ないことがどのぐらいありますか?
最近の映画で「こんな夜更けにバナナかよ」というものがあります。
これは実話で、ある男性とボランティアたちの物語です。
この映画の中でこんなセリフが出ています。
「人は、できることより、できないことの方が多いんだよ。」
介助する側とされる側の想いのズレが幾度となく起こり衝突してしまうけれど、それぞれが自分と、そして相手と向き合いながら想いを寄せていく。
特に、お金が発生しないけれど熱い想いを持って携わっているボランティアの方々の想いや言葉はとても胸に響くものがあった。
ボランティアとはなんだろうか?
映画の中でもこの悩みが多く出てくる。
「助けるべき人がいるから当たり前の行動だ」
「ボランティアをしている自分を認めてもらいたいのかもしれない」
「してあげている自己満足なのかもしれない」
「ボランティアから多くのことを学ばせてもらっている」
人によって様々だと思うし、それでいいと思う。
地域活動も似ているかもしれない。
掃除をする、学校行事に参加する、地域行事に参加するetc
そこには様々な人の想いがあり、誰かの想いを押し付けるものでもないかもしれない。
参加することが価値になるぐらい、質を高める必要もあるのかもしれない。
もしかしたら、意見や考えのズレで衝突が起こるのかもしれない。
人が人と生きる、ということは難しい。
けれど、
できないことが多くても、できることを持ち寄って、補い合える優しい社会であれば、きっと少しずつでもみんなが望むステキな未来に近づけるのではないだろうか。
challenge change chance