日本茶教室 松濤

大福茶

2019.01.09 04:40

 大福茶(おおぶくちゃ)とはその年の無病息災を願う、元日の朝一番に汲んだ若水で淹れたお茶のこと。梅干しと結び昆布が入っていて、お正月に花びら餅と共にいただいたりする他、婚礼などおめでたい席でも頂くことがあるそうです。

 もともとは京都の風習だそうですが、現在では東京をはじめ各地のお茶屋さんでも見かけるようになりました。「DEAN&DELUCA」でもおしゃれなパッケージで売っていて、ちょっとびっくり👀


  大福茶の由来は平安時代にまで遡ります。

 時の天皇である村上天皇は、都で流行している疫病を抑えようと六波羅蜜寺の空也上人に祈祷調伏を命じましたがままなりません。そこで空也上人は十一面観世音像を安置した台車にお茶と梅干しを積み、市中で病に苦しむ人々に振る舞うと次第に疫病は収まっていきました。

 それ以来、村上天皇は元日にこのお茶を服するようになり後に都の人々にも広まった‥というのがはじまりだそうです。

 

 これは上林春松本店の大福茶。梅干しと結び昆布、お煎茶がセットになっています。

 お茶は玄米茶だったりほうじ茶だったりお店によって様々です。なかには黒豆や金箔が入った豪華なものも。


 16日のレッスンではこの大福茶を召し上がっていただきます。

 風邪やインフルエンザを予防するお茶のいただき方などもお話ししつつ、美味しいお茶とお菓子を楽しんでいただけたらと思います。


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1月レッスン 募集中です

2019年1月16日(水)午前11:00~12:30まで

テーマは「大福茶をたのしむ」

新しい年の無病息災を願う「大福茶」をいただきながら、お正月らしい華やかなお茶会をたのしんでいただけたらと思っています😊

 季節柄、風邪やインフルエンザを予防するお茶の飲み方などについてもお話ししたいと思います。

場所: 小田急多摩線「はるひ野」駅から徒歩5分のマンション多目的ルーム。

お申込みの方には詳しい道順をご連絡します。近隣にコインパーキングもありますのでご利用ください

持ち物: 筆記用具

受講費: 1,500円(茶葉のお土産つきです)

お申し込みは、shoutoujapanesetea@gmail.com までお願いいたします。

締め切りは1月13日(日)です。

*お名前

*メールアドレス

*当日も連絡が取れる携帯電話番号

*お子様ご同伴など特記事項があればお書きください

*お申し込みのメール後、こちらからの返信をもちましてお席の確保とさせていただきます。お申し込みから3日以内にこちらからの返信がない場は、お手数ですがもう一度ホームページかgmailアドレスにお問い合わせください。

*1月13日(日)以降のキャンセルにつきましては恐れ入りますが材料費の実費をお支払いただきます。レジュメと茶葉を後日郵送させていただきます。

お申込みお待ちしています😊