移動の価値
いつもご覧くださりありがとうございます。
今日は移動の価値について考えてみたいと思います。CREWドライブが停止されている間、何ができるかなと考えていたのですが、私には移動することの良さを伝えていくことしかできないなと結論付けました。
私は移動をすることが大好きです。幼いころから暇さえあればプラプラプラプラ…よく母親には呆れられていました。
手段は徒歩、自転車、電車、バイク、クルマ…年を重ねる毎に選択肢は増え、訪れる場所も増えていきました。
特に自転車やバイク、そしてクルマに目責めてからは仲間と移動することに喜びを感じるようになりました。
一方で仲間との待ち合わせの場所に向かっている時のワクワク感は手段を問わずなんとも言えない充実感で満たされていました。一人での移動も喜びを感じる瞬間があったのです。
その日のためにオシャレセットを買い込む時間もありましたねww
目的がある移動時間って本当に幸せなんだなって教えてもらいました。
だから帰りの移動時間も幸せであってほしい。いつもいつでも幸せであるわけではないのだけれど、できれば幸せだと感じる時間は多いに越したことない。
それはもちろん向かう時間であっても同じことです。
タクシードライバー時代も多くお客様の移動をお手伝いさせていただきました。
その対応人数は数万人。前にも述べましたが運転しながらの接客って並大抵のことではありません。
詳しくは省きますが、確かな運転技術、周囲の安全状況の把握、道路交通法の認識、そしてお客様への気配り…これら全てを高レベルで駆使することが当たり前でした。『業務』でしたので。
CREWではどうでしょう?
決して業務ではないにせよ、ドライバーはお迎えするライダーに少しでも有意義な時間を過ごしてもらおうと各々努力を重ねていました。もちろん私もです。
それは安全運転技術だったり、時間だったり、お客様ではないので接客とは言い切れませんが現場での応対だったり…まぁ楽にこなせるサービスではありません。
タクシーでもそうでしたが、「やってよかった」と思えるような結果はほしいですよね。それは精神的な部分だったりお金の部分だったり…次に繋げる価値がほしいわけです。
だから一生懸命に付加価値を追及します。できればお金だけでは語れない『何か』を提供したいと常に考えます。
そのトータルが移動の価値です。
移動の価値は各々が異なる価値観をお持ちでしょう。同じ人間でも時と場合によってその性質は変わるものです。
例えば…例えばですが、自分に嬉しいことや楽しいことがあったらそれを誰かに話したい時もありますよね?
ええ。私でよければ車内で移動中に可能な限り聞きますよ。
例えば…例えばですが、悲しいことがあった時、何も話したくない時もありますよね。
ええ。私からは何も話しかけません。最低限の半ば業務的な会話程度に抑えますよ。
移動時間は少ない方がいいと多くの方が考えるでしょう。
実は私はそこまで少ない方がいいとは思っていません。時間を気にしたくないという元からの性格もあるのですが、『時間がかかる』という事実はその時点ではどうしようもないからです。
人間の誰しもに平等に与えられているものの一つが時間です。1日は24時間ですから。
「私は1日30時間ある」という方…ぜひ教えてください。
移動時間を短くし、浮いた時間を自分に投資する…立派な考えです。
でも私がしてきたことは…移動時間に自分の考えをまとめたり、SNSを通じて情報を集めたりしていました。クルマでの移動は移動そのものを楽しんでいました。
とか言いながら電車での移動時間はほとんど寝ていたんですけどね(笑)
とにかくできるだけ移動時間を辛いものにしてほしくないです。まるで考えないのも考えものですが、何も考えない時間も時には必要だと思います。
最終的に移動の価値というのは自分で感じるものなのです。でも自分一人で築けるものでもないのです。あなたの移動には大勢の人が関わっているからです。
まぁ何が言いたいかというと、移動することって尊いものですよということです。
別の見方では移動時間を短くするというそれは、成長の証とも言えそうですね。